エポカドーロ

ワグネリアンも強かったし、祐一ジョッキーも感動的でしたが、今年のダービーで一番驚いた事は何と言ってもこの馬です！！

あの15-15に毛の生えた様な直前調教を見せられると、スプリングSや皐月賞で能力の高さを評価しつつも、「とても買えないな･･･」と思っていました。
馬体減かテンションが高くなり過ぎる事へのプロテクトが、あの調教の理由だと感じていたからです。

しかも、装鞍所でイレ込みパドックの周回にはなかなか出てこないし、「まず惨敗必至だな」と確信していました。

しかし流石名伯楽藤原師、そのあたりも織り込み済みの仕上げだったんですね！！
戸崎ジョッキーも実に巧妙に逃げてくれました。
それより何より、この馬は本当に強い！！
ゴール前、「これは逃げ切られた！！」と観念しましたもん。
精神的にオテンテンな所も親父譲りなら、能力の高さも親父譲り･･･
オルフェは種牡馬として、しっかり自分の能力は遺伝させている様ですね。

NFの１６産を見ると、オルフェは決して繁殖に恵まれているとは言い難い境遇にある様ですが、オルフェはむしろ、純国産母系等、それ程派手でない肌馬からの方が走る馬が出て来そうな感じがします。
まだまだ日高産の名馬が飛び出して来るかも？、です！！