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2018/06/25 12:23
NFと社台の差
サンデー&社台の応募も一段落つきまして、現在はやや放心状態(?)にあります(笑)
今更声を大にして主張するまでもない話ですが、サンデー(NF)と社台の間には、昔の社台全盛時代や「ダイナースクラブ」時代を知る者にとってはとても信じられない程の差がついてしまっています。
ある程度の浮き沈みは、勝負の世界ですから止むを得ないとしても、現状はかなり拙い。
そこそこ均衡を保って貰える状況でないと、サンデーに対する一極集中が進み過ぎ、我々の選択肢も極小化してしまいます。
人財の問題、調教設備の問題、投資の問題・・・
色々なところでその原因については語られていますが、意外と語られていないのが、繁殖牝馬の質の問題です。
勿論、プリンセスオブシルマーやスタセリタ等、最上級レベルの繁殖はNFに引けを取らない、否、NFを凌駕しているレベルにあると思います。
この両頭は現在の本邦でも最高レベルの繁殖です。
・・・が、その次のレベルの層の厚さにNFと社台ではだいぶ差がある様に思えてなりません。
今年の募集カタログを見て頂くとよくわかりますが、サンデーはG1馬の繁殖の仔(特にディープ仔)がかなりいるのに対し、社台側はG2、G3レベルの繁殖が主流です。
実に単純な比較ですが、意外と問題の核心を突いているのでは?と、数年前から思う様になりました。
社台帝国を築いた名繁殖、ダンシングキイやホワイトウォーターアフェアは確かにG1牝馬ではなかったですが、やはり現状を冷静に見ると、G1勝ちの繁殖とそうでない繁殖の層に関し、NFと社台の間でかなりの差が付いてしまっている様に思えます。
一点集中と分散のどちらが良いのかは、非常に微妙で何とも言えない問題ですが、ここまで明白な差が付いてしまっている以上、考え方を180度転換しないと、差を詰める事は容易では無い様に思います。
更に悪い事に、本邦で走った牝馬も、NFがどんどんとトップレベルの馬を輩出している現状ですから、当然、引退後の国産繁殖のレベルにも大きな差が付いてしまっています。
どこかでこの悪い循環を変えないと拙いです。
まずは、プリンセスオブシルマーやスタセリタの後継繁殖の幹の成長に期待したいとは思いますが、プリンセスオブシルマー1頭を購入する資金で、それなりのG1牝馬を複数頭購入する方針に転換するのは如何でしょうか?
血統的な多様性を持てる事にもなりますし。
どうかなぁ〜?
いずれにせよ、当方は社台復活を熱く期待する人間ですので、そろそろ何か大きなきっかけを掴んで欲しいと切望致します。
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セキゴンさん
やっぱり縦縞
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スダピンボールさん
サンデーもクロフネの全弟(ブルールミエール)が1億円で募集され全く駄目だったあたりは、「サンデーの高馬は全く走らない!!」なんて言われていたんですが(笑)
あの頃は、ハーツ、ネオ、ゴルア、タイムパラドックス等々で社台がブイブイ言わせていたんだけどなぁ〜(遠い目・・・) -
スダピンボールさん
レッツゴーターキンの勝負服は1枚も1枚も下の存在で、ダンスインザダークの勝負服は超エリート、という感じだった頃が懐かしいですね。
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トキノナミダさん
・・・ですね。
凄い名牝を買ってはいるのですが・・・
社台の方々は一点豪華主義なのかなぁ?
それも考え方のひとつではありますが。
輸入繁殖に加え、シーザリオ、ジェンティル、ブエナ、メジャーエンブレム、それにアエロリットにアーモンドアイ・・・
国産のチャンピオン牝馬もこれから続々とNF入りして行きます。
益々差が広がって行く恐れも十分にありますね。 -
トキノナミダさん
最近ではサンデーだけでなくシルクと比べても募集馬の血統レベルで見劣りする感があります。
これではなぁ、と思ってしまいますね。 -
シバサスケさん
血統面だけを見れば、種牡馬レベルは全く同一なのですから、残りは繁殖のみな訳です。
勿論、「人」の面が最も大きい要因なんでしょうが・・・
今の現状を見て、善哉御大は何を思っているのかなぁ? -
シバサスケさんがファイト!と言っています。
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シバサスケさん
社台牧場ツアーに参加した時に、バブルガムフェローのお揃いのジャンパーを着た方々を見て、憧れた時代の人間には、今の状況が確かに当時のダイナースを思い出しますね。
悲しいですね。 -
シバサスケさんがいいね!と言っています。