【１億円馬】レッドラウダ【おめでとう】

「千直専用機」ことレッドラウダが1000万特別の驀進特別で４勝目を上げました。
この馬、本当に面白い馬で、上記馬体を見て頂くとわかる様に、短い脚・短い首・筋肉モリモリのマッチョな馬体･･･サラブレッドと言うよりむしろクォーターホースと言ってもおかしくない雰囲気を持っています。
１歳の募集当時から確かにこんな馬体ではあったのですが、年を重ねるにつれて、益々クォーターホースっぽくなってきている様な気がしてなりません。

２〜３歳時は、小倉２歳S(1200)３着、京王杯２歳S(1400)４着、中山の５００万(1200)圧勝等、まァ、スプリンターはスプリンターでしたが、常識に掛かるレベルのスプリンターだったのですが、段々1000直以外は殆ど走らなくなって、「1200でも長い」と言う日本では極めて異質の馬に変貌を遂げました。

せめて1200位はこなしてくれれば選択の余地がグッと広がるのですが、どうもそうは問屋が卸さない様です（笑）
今回騎乗してくれたルメールの発言によって、だいぶこの馬の資質がわかってきましたが、どうもこの馬、なまズルいところがあり、「一旦他馬に抜かれると、すぐ諦める」「先頭に立つとすぐ気を抜く」馬の様です。

全くしょうがねえなぁ〜（笑）
でもそこが何とも可愛らしいところですが。
この気性で堂々の１億円馬、ステイゴールドの様な負けず嫌いの性格だったら、1000〜1400ぐらいの距離で無敵を誇る名スプリンターになったかもしれません。
それだけの馬体をしています。