1584件のひとこと日記があります。
2018/11/19 14:10
「西山牧場」と東スポ杯2歳S
この時期の2歳戦には珍しく、「ハナ・アタマ・ハナ」の大接戦になり見どころタップリのレースでしたね。
NF系・社台系の良血馬が人気になる中、勝ち馬はなんと「穴牧場」「ハンディキャップ・ホース生産の大御所(?)」として名を馳せた西山牧場の結晶とも言うべき母系の血を引くニシノデイジーで、これも興味深い結果となりました。
この馬、重賞連勝ですから、あながちフロックとも思えず、これからのクラシック路線に乗って行く馬の1頭になると思います。
1960年代後半からもう何十年もリーディング生産牧場は社台Gの天下で、現在はNFが我が世の春を謳歌していますが、1973年の1年だけ他の牧場に1位の座を明け渡した事がありました。
それが、73年にキョウエイアタック(中日新聞杯)やキョウエイグリーン(スプリンターズS)、サクライワイ(函館3歳S)等を出した西山牧場です。
長年、ハンディキャップ・ホースを数多く生産して来た西山牧場ですが、その中でも異色のチャンピオン・ホースと言えるG1馬がニシノフラワー(桜花賞)とセイウンスカイ(皐月賞、菊花賞)の2頭で、デイジーにはこの2頭の名前が母系直系に連ねられています。
オールド・ファンには郷愁を呼び起こすBloodlineですね。
1973年から45年、再度社台G対西山牧場の対決が見られるのでしょうか?
現在は既に西山牧場は存在せず、その跡地はダーレー・ジャパン・ファームになっています。
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かつげんさんがいいね!と言っています。
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「馬ではない、他の生物」とまで言われたセクレタリアトは、その絶対能力の高さから種牡馬として絶大な期待をされましたが、まずまずの成績を残したとは言え、期待程の領域には全く達しなかったと言えます。
そこから数十年を経て、この極東の血で、同じ直系牝系から歴史を塗り替える様なスーパーホース・スーパーサイアーが登場するとは・・・
本当にサラブレッドの血は人知を超えていますね。 -
スダピンボールさん
貴兄も仰っている通り、このニシノフラワー〜デユプリシトの直系は、”あの”セクレタリアトやサーゲイロードの母、偉大なる繁殖牝馬サムシングロイヤルである、と言うのがミソですね。
そう言えば、日本サラブレッドの歴史を塗り替えそうな龍王もサムシングロイヤルの直系でした!! -
かぎしっぽさん
そうですね、この時期の2歳重賞、特に府中でのレースは、能力差がはっきり出るパターンが多かったですが、今年は能力接近の好レースになりました。
逆に、牡馬の勢力図がまだはっきりしませんね。
(牝馬は1頭図抜けているのがいますけれども。)
牡馬はやはりあの龍王仔でしょうか? -
シバサスケさんがいいね!と言っています。
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スダピンボールさん
母系を再度眺めてみると、カーネルシンボリまでいるんですね(笑)
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スダピンボールさんがいいね!と言っています。
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セキゴンさんがいいね!と言っています。
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かぎしっぽさん
例年の少頭数では無く、頭数が揃って混戦になったのも味方したのでしょうね。
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かぎしっぽさんがファイト!と言っています。