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2022/06/06 13:43
オルフェーヴルの評価について
いよいよ測尺も発表され、本番モードへ突入です。
現時点では、サンデーのオルフェの仔に行く気持ちが固まりつつあります。
オルフェの仔はいつか必ず超大物を出してくれると確信していますので、ね。
しかし、競走馬として、最も過小評価されている馬の1頭がオルフェではないかと常々考えています。
国内では3冠と有馬記念2勝・宝塚記念制覇とほぼ完璧な成績、国外でも凱旋門賞2着2回、しかも最初のレースはスミヨンが乗りへぐらなければ圧勝もあったと言えますし、凱旋門のプレップレースであるフォア賞2連覇、どう考えても日本国生産馬として圧倒的にNo.1の成績だったと思います。
はっきり言って、ディープは国内の成績こそパーフェクトに近いものと言えますが、凱旋門賞では直線一杯になって3着がやっと、オルフェとは比較の対象にすら成り得ないと考えます。
現時点では、我が国の競走馬で最高峰の馬だったと言えるでしょう。
種牡馬としても、この競走成績にもかかわらず、あまり繁殖に恵まれているとは言えない、いや、それどころか冷遇されていると言ってもよいぐらいの繁殖の数・レベルでありながら、快挙と言えるBCディスタフ制覇を成し遂げ、国内G1も2頭が制覇(ショウナンナデシコも入れると3頭)、ダートや重馬場にも強く故障も少ない、オールマイティな種牡馬だと思います。
(まァ、親父譲りの気性の問題はままありますが。)
最後のレースとなった有馬記念の圧勝は、ディープの最終戦の有馬よりも強かった様に思えるのは欲目でしょうか?
オルフェは訳の分からない敗戦が結構多く、その点がマイナス評価になっているのでしょうが、あの世紀の怪物セクレタリアトも訳の分からない敗戦が結構あって、未だに「何で?」と思いますが、彼の能力の評価には殆ど影響していませんしね。
いずれにせよ、何十年後かには、オルフェに関し、「こんな凄い馬がいたのか!!」と言われる時代が来るような気がします。
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スイートデルマー90さん
コメントありがとうございます!!
そうですね、オルフェの種牡馬としての弱点は、馬体の小さな仔を多く出してしまう事ですね。
まァ、ハイペリオンもノーザンダンサーも小さな馬でしたから、小さい事自体は致命傷ではないとは思うのですが…
ディープも小さな馬でしたが、種牡馬として偉いのは比較的大き目の仔も多く出した事ですね。
特に晩年になるにしたがって、馬格の立派な仔が多めになりました。
この辺りはノーザンダンサーと一緒ですね。 -
オーソリティの全妹は気になるところです。
これまでの活躍馬を見る限り
Roberto
Sadler's Wells
Deputy Minister(ダート向き)
との相性がいい印象。
オルフェーヴルに
シンボリクリスエス+Sadler's Wellsは
もはやニックスですね。 -
スイートデルマー90さんがいいね!と言っています。
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オルフェーヴル産駒は
小柄が出る可能性があるので
マーケットブリーダーには
種付料など相対的な種牡馬選択として
敬遠されてしまうんでしょうね。
(=馬格がないと高く売れない)
メロディーレーンのような例もありますが
活躍馬の多くは圧倒的に大型馬ですから
配合に難しさもあるように思います。
日本の競走馬では数少ない
フィジカルが強く強靭でしたから
凱旋門賞でも通用したのでしょうね。
Haloというより
Robertoに近いタイプに思えます。
以前のように200頭越えにはなりませんが
ここ2年は150頭以上種付していますし、
産駒数も増えて
配合や育成の蓄積もありますから
7〜8世代目に大物が出るかもしれませんね。