1584件のひとこと日記があります。
2022/06/17 15:12
エピファネイアは早枯れ?
一部にはその様な意見もありますが、
「3冠牝馬」
「皐月賞勝ち・ダービー僅差の2着・天皇賞勝ち」
…の産駒を出して、「早枯れ」とは言わないと思います。
「早枯れ」って言うのは、2歳戦の初期にチョロチョロと活躍して年が明けたらサッパリ、と言うタイプの馬で、昭和のスプリンター系種牡馬の仔には確かにそんな馬が結構いました。
「早熟」ではあるかもしれませんが、ある程度早熟でないと3歳クラシック路線では活躍出来ませんしね。
まァ、「早枯れ」だろうが「早熟」だろうが、クラシックや天皇賞を勝ってくれたら何の文句もありません( ´ ▽ ` )ノ
ディープだって、どちらかと言えば早熟傾向が強いと思いますし、ミスプロ系だって元々は典型的な早熟血統(ミスプロ系と言うよりもレイズアネイティヴの血が)と言われていたのですから。
むしろ、我が国では、早熟傾向は種牡馬としての強みではないかと思います。
シンボリクリスエスも本格化したのは引退直前の4歳秋〜冬ですし、あんまり気にする必要はないかと。
SS系だって、晩成タイプと言えるのはハーツ位かなぁ?
確かに、昔のノーザンテーストやトニービンは晩成型だったと言えますが。
特にテーストは「3度変わるノーザンテースト」と照哉御大が仰っていたのは余りにも有名ですね。
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スイートデルマー90さん
「マンノウォー」
「カウントフリート」
「セクレタリアト」
米国の3大名馬ですね!!
キンカメですが、父系直系の活躍状況、また仰る通りのBMSとしての活躍状況を考えると、将来的にはディープ系(SS系)よりもキンカメの血脈の方が繁栄しているのではないか?と思います。
種牡馬として極めて卓越していたにもかかわらず、ディープと言うスーパースターの陰に隠れていましたが、最終的な勝利者はキングカメハメハなのかもしれません。
ディープが織田信長ならキンカメは徳川家康なのでしょうか? -
Mr. Prospectorと
他のNative Dancer系との一番の違いは
米三冠馬Count Fleetの存在かと。
Mr. Prospectorに限らず
母父Native DancerのNorthern Dancer系も
Count Fleet(+Nasrullah、Princequillo)持ちの
Mill ReefやMr. Prospectorらと和合して
父系を発展させている印象です。
キングカメハメハは、Count Fleet 5×7×7
現代版BMSマルゼンスキーになると思います(^^) -
スイートデルマー90さん
成程。
なかなか興味深い考察ですね。
Native Dancer系はミスプロ系だけでなく、Sea Bird系も活性化して欲しい気持ちが強いです。
シーバード系の底力は、サドラー系に対抗しうる有力な血筋だと思うのですが…
ちょっと懐古趣味かなぁ?(苦笑)
まァ、これからはガンランナーが旋風を巻き起こしそうですから、やはり「ファピアノ〜ミスプロ」が主力血統なのでしょうが。
しかし、ミスプロは本当に凄い!!
ミスプロは最もネイティヴダンサーに近い馬だったのかもしれません。 -
Fumioさん
フォルティノ系は成長力がありましたよね。
フォルティノは輸入当初はグレイソヴリン系と言う事もあり、どちらかと言えば「早熟のマイラー」と言う評価でしたが、欧州に残して来た馬が長距離で活躍し、我が国でもシービークロス〜タマモクロスと言う最強クラスの馬を送り出しました。
この系統はカロ系も含め、私は大好きです!! -
Fumioさん
ノーザンテースト産駒は、地方馬に至るまで脛がしっかりしていた
感じがありました。そこが齢を重ねてもそこそこ活躍馬が出せた理由
だと思っています。古馬で成長する種牡馬と言えば、タマモクロスを
思い出します。カネツクロス号をはじめ5歳秋(当時は6歳)から更に
もう一枚成長を見せる馬が何頭かいた記憶がありますよね。 -
Fumioさんがいいね!と言っています。
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欧州ではアーバンシーのMr. Prospectorを多重クロス
(Baaeed)
日本ではキングカメハメハのMr. Prospectorを多重クロス
(スターズオンアース、ジオグリフ)
とても興味深い記事でしたのでついつい
長文大変失礼しました、どうかご容赦くださいませ。 -
米血の強いサンデーサイレンス(系)に
用意した繁殖牝馬の多くは
Northern Dancer色が強く
日本の種牡馬、繁殖牝馬の多くが
Hyperion過多?になりつつある印象なので
その寄り戻しで今後の活躍馬には
Mr. Prospectorの多重近親クロスが
増えてくると思います。
(特に母系で)
コントレイル
グランアレグリア
ラッキーライラック
ダノンベルーガ
グレナディアガーズ -
2〜3歳時に
ストライドの大きな走りで活躍した大型馬は
古馬になり馬体のバランスが崩れて
推進力が落ちて
本来の走りができなくなったり、
成長に伴い筋肉がオモリになって
距離適性が短くなる傾向にある印象です。
ハーツクライ産駒に多く感じます。
シンボリクリスエスは
大型馬のストライドタイプで
しかも若馬の時は緩かったので
一瞬の決め手勝負は苦手でしたが
古馬になり
馬体の「バランスが整って」
しかも筋力がつくと
ダイナミックな走りで
加速度的なスピードで大成しましたね。
オルフェーヴルは
ノーザンテースト的にピッチ走法でしたが
成長(育成?)と共に筋力とバネが鍛えられ
加速レベルが上がると
Hyperion的な粘り、持久力もついて
古馬になっても活躍できたのだと思います。 -
梅西さんがいいね!と言っています。