シルク申し込み馬寸評

◎ロッテンマイヤー21

エピファ＋クロフネでかなり力馬寄りの馬体ですが、筋肉は柔らかそうで柔軟性はありそうです。
ビワハイジ＆シーザリオと言う我が国屈指の名繁殖のミクスチャーで血統的にも魅力的です。
ネガティヴポイントは繋ぎが立ち気味でやや脚元が固そうな事。
ただ、クロフネもシンボリクリスエスも立ち繋ぎ気味だった事から、血統的には仕方ないのかもしれません。それ程心配しなくても良い様には思います。
本当はダートや道悪向きなのかもしれませんが、エピファの仔はダートがサッパリなので、そこに期待する事は出来ないかもしれません。
地道に成績を伸ばし、NFの評価も高い林徹厩舎所属と言うのも期待出来る要素です。

◎エリーシエズワールド21

欧州での実績は素晴らしく、NFの期待値もかなり高いノーネイネヴァー産駒で、シルクはもとよりキャロでも同馬の産駒は募集される予定です。
この仔は、体高が低く、胴が詰まっていて、筋肉質の馬体である等、スキャットダディ系らしいスプリンターの素養に満ち溢れた馬体の持ち主です。
当方の以前の出資馬にレッドラウダと言う「千直専用機」がいましたが、この仔はラウダを一回りスケールアップした馬の様に思えます。
似た様なタイプにモルジアナ21がいますが、こちらは大人気で獲得不可能でした。
でも人気程可能性には開きは無いように思われます。
大物一発を生み出す可能性のある中内田厩舎の手腕に期待します。