1584件のひとこと日記があります。
2022/09/19 20:12
Seattle Slew〜Bold Ruler系とSS系のこれから
(在りし日のシアトルスルー)
フライトラインのBC、楽しみですね♪
BCでも今までの様な勝ちっぷりを示す様なら、マジで「米国史上最強馬」との称号が与えられる事になるかもしれません。
フライトラインの父系直系は、
Tapit→Pulpit→A.P. Indy→Seattle Slew→Bold Reasoning→Boldnesian→Bold Ruler
…で、米国の誇るBold Ruler直系ですが、Bold Ruler系でも完全な傍系(70年代当時)で、シアトルスルーと言う「突然変異的快速馬」が作り上げた父系と言えるかもしれません。
何せ、スルー自身はセリで1万7500ドルの馬でしたからね。
Bold Rulerの代表産駒は何と言ってもセクレタリアトでしょうが、彼の直系はほぼ消滅してしまっています。
Bold Ruler系はほぼこのスルーから連なるこの系統が全てと言っても良いでしょう。
そこに救世主の様なフライトラインが登場しました。
彼は、種牡馬として、Bold Ruler系復活の狼煙を上げる事が出来るでしょうか?
注目ですね。
Bold Ruler系に限らず、栄華を誇った父系の後継が、その系統の最強馬と思しき馬ではない、と言うのはよくある事です。
我が国でも、現在まで50年以上もその父系が続いている奇跡の大種牡馬テスコボーイ、その代表産駒は何と言っても「天馬」トウショウボーイで、事実彼は種牡馬としてもシンザン以来の3冠馬ミスターシービーを出し、大成功しました。
しかしながら彼の直系は消滅し、残っているのはサクラユタカオー〜サクラバクシンオーの系統のみです。
何となく、Bold Ruler系と似ていませんかね?
さて、翻って、日本の誇るサンデーサイレンス系ですが、これらの例を見ると、今後残って行くのは、その王道直系と言えるディープ系では無い様な気もします。
ひょっとして、その母系に上記サクラバクシンオー〜ユタカオーの血が入っているキタサンブラックあたりが父系直系を繋げて行く根幹種牡馬になったりして…
今日のガイアフォースや新馬のヒップホップソウルのレースを見て、つくづくそんな気がしてきました。
キタサンブラックは脚元の不安も無く、悪天候や道悪にも怯まなかった頑強な馬でしたし、生命力が強そうな感じがしますよね。
来年のサンデーは、キタサンブラックの仔を狙うかなぁ?
(もう遅いかもしれませんが。)
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スイートデルマー90さん
そうですか、生シアトルスルーと生ミスプロをご覧になったんですね!!
それは素晴らしい財産ですね( ´ ▽ ` )ノ
私は「当歳時のサクラユタカオー」を藤原牧場で見た事が記憶に残っています。
当時、「栗毛のテスコボーイは走らない」と言われていて、S調教師から値切られた事を牧場の方は憤慨していました。
もう時効ですからお話しますが、「〇〇勝(某調教師)は何もわかっていない」までありました(^_^;)(^_^;)
懐かしい思い出です。 -
スイートデルマー90さんがいいね!と言っています。
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Seattle SlewとMr. Prospector
20年ぐらい前にケンタッキーで見学しましたが、Seattle Slewは神々しく近寄り難い威厳、Mr. Prospectorは近所のおっちゃんみたいな親近感漂う雰囲気でした。
その現代の北米競馬を支えるSeattle SlewとMr. Prospectorは血統構成に共通点が多いです。
そこが現代の配合の際のお互いの親和性の源なのかもしれません。
・Nasrullah
・Polynesian
・Discovery
・母系は同じMyrtlewood
(祖母は名牝Frizette)
Frizetteは、貴殿ご存じTourbillonやLalunの父Djeddahの牝祖でもありますね。 -
Fumioさん
ボールドルーラー系はかなり初期に日本ダービー馬を出したり(ラッキールーラ、父ステューペンダス(ボールドルーラーの直仔))してはいましたが、Fumioさんが仰る通り、一本調子の馬が多く、クラシックディスタンスでの大物はあまり出ていません。
名マイラーのニチドウアラシや名ステイヤーのカツアールは出ていますが。
将来的にはフライトラインの仔も輸入されるでしょうから、その仔が我が国でどんな競馬をするか…
見ものですね!! -
Fumioさん
あくまで感覚的にではありますが、シアトルスルーが強く出ると、
日本競馬では1400とか1700などのように少しメインディスタンスから
ズレていくような感じを持っています。
Tapitはガーと行ける息の入らないレースが強いような感じですかね。
キタサンブラックは丈夫な馬が多いですよね。出走数の抑えられている
NFのメイン系ではないのでそう感じるだけかもしれませんが…。
投稿とても勉強になります。 -
Fumioさんがいいね!と言っています。
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スイートデルマー90さん
しかし、こうして見ると、シアトルスルーってボールドルーラーっぽくない馬体をしていますね。
何となくトウショウボーイに似ている様な…
(そう言えばそんな事を言っていた評論家がいたなぁ〜)
ただ、ボールドルーラー系はセクレタリアトにせよ、シアトルスルーにせよ、スペクタキュラービッドにせよ、牝馬ですがラフィアンにせよ、ただの快速馬とは違う、何か「サラブラッドの格」とでも言いますか、グレードとでも言いますか、それが卓越している馬が多いように思います。
やはり偉大な系統ですね。 -
Solarioは
ヒンドスタンの母父のほうがお馴染みでしょうか。
Solarioの母Sun Worshipは
セフトの祖母です。
シンザンは、Sun Worshipクロスですね(^_^) -
Haloは、Sun Princess≒Mahomoud 4×3
Sir Ivorは、Sun Princess≒Mahomoud 4×3
Unbridled's Songの祖母Lucky Spellは
Sun Princess≒Mahomoud 4・4×4
Glorious Songは、
Sun Princess≒Mahomoud 5・4×4 -
ガイアフォースとヒップホップソウル
母系に
ダンスインザダーク(=ダンスインザムード)
サクラバクシンオーとNijinskyの
ニックスでしょうかね。
キタサンブラックは
2世代目も勝ち上がり率高いですね。
2歳戦から始動できるのは
サクラバクシンオーの賜物として
種牡馬としての勘所は
Honest Pleasure(〜What a Pleasure)と
睨んでいます。
Nasrullah+Solario=Royal Charger
Sun Princess≒Mahmoud
テスコボーイも
Nasrullah、Dasturですし…。
Pulpitの母母父も
Honest Pleasureですし…。