1584件のひとこと日記があります。
2023/01/26 21:55
プロコルハルムと「アローとムーティエ」
どうも年のせいか(?)、昔の事がやたらと思い出されて仕方ありません。
塩崎利雄の名作「極道記者」の中にこの様な一節があります。
「……ダービーとか、有馬記念といった大きなレースによって、季節を知るっていう感じ…もちろん、それが何年経っても、生々しく季節と一緒に思い出となって残るような……」
「つまり、思い出を刻むことができるってわけですな…」
「思い出のある馬によって、自分の思い出が呼び起こされる……うん、同感ですな」
まさにこの通りで、競馬の最大の魅力はここに尽きる様な気がしています。
私の場合、競馬のレースや名馬達の思い出と共に、当時の名曲がセットになって深く記憶されているケースが多いです。
さて、私の最も好きなバンドと言うかグループは英国のプロコルハルムと言うクループで、「A Whiter Shade of Pale(青い影)」と言う歴代ロック史上最高の名曲と言われる曲で余りにも有名ですが、私の最も好きな曲は「青い影」に続く第二弾シングルだった「ホンバーグ Homburg」と言う曲です。
この曲を聞くと、1967〜69年と言う「激動の時代」がまざまざと蘇り、一瞬にして当時の記憶が呼び起こされます。
同時に、この曲を聞くと、「アローエクスプレスとタニノムーティエ」の東西対決が思い起こされ、とても切ない気持ちになります。
私が競馬を見始めたのは1973年からで、当時は競馬の事は何も知らなかったので、リアルタイムの思い出ではないのですが……何故かペアの記憶なんですよねぇ〜。
1967〜68年と言えば、アローもムーティエもデビューしていませんし、この年代と言えばスピードシンボリあたりがリアルタイムなんですが、何故かアローとムーティエなんです。
理由はよくわかりませんが(苦笑)
「ホンバーグ Homburg」を聞くと、当時住んでいた家の最寄り駅だった目黒駅の権之助坂の本屋さん(この店は今もあるはずです)とアローとムーティエの幻影(?)が脳裏に蘇ります。
ちなみにユーミンの「翳りゆく部屋」と言う曲はこの「ホンバーグ Homburg」にインスパイアされた(と、言うかパクった)曲として有名です。
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クロスワードさん
⇒ある意味、不幸な時代ですよね。
昔はお金を出さないと音楽も聴けなかったですからね。
FMでエアチェックしても、チープな音でしたし。
CDが出てきて、音楽視聴も劇的に変わりました。
レコードの再生は、かなりお金をかけないと、いい音はしないし。
現在は、安い機器でも良い音で、それなりに聴けますね。
70年代に、ネットがあったらと思うと
悲劇だったかも知れないですね。^^ -
クロスワードさん
コメントありがとうございます!!
「青い影」もバロックの名曲とソウル/R&Bの名曲(パーシー・スレッジの「 When a Man Loves a Woman(男が女を愛する時)」が融合した傑作ですね。(「When a Man Loves a Woman」の影響が強いと思いますが)
まァ、古い曲の事ばかり言っている様ですが、最近の曲(洋楽も邦楽も)にも中々良い曲はあるんですが……
昔の様に、一般の耳に届く事が困難になっていると感じます。
最近の若い人だって、ラップ系のみ聞いている訳ではないでしょうし、良い曲はわかってくれると思うのですが、ネットからの情報のみでは中々届き難くなっている様な気がします。
ある意味、不幸な時代ですよね。 -
クロスワードさん
こんばんは
プロコルハルムの青い影は、今でもたまに聴きますね。
CMだったり、バックミュージックとかで。
オルガンとハイトーンの歌声が良いですね。
ELPの展覧会の絵を聴いて、クラシックに転向しましたね。(笑
(音の深みに嵌った) -
クロスワードさんがいいね!と言っています。