1584件のひとこと日記があります。
2023/03/10 23:01
日本大種牡馬列伝【テスコボーイ】
1971年10月号の優駿の表紙になります。
優駿は長年表紙で本邦種牡馬の写真を載せてきました。
第一号はヒンドスタンだそうです。
さて、テスコボーイ。
父系直系が殆ど続かない我が国では驚異的と言える、半世紀以上その直系父系を保っている「奇跡の血脈」の祖となります。
馬体は体高が低めで、首指しも短めに見えますが、トモの発達は素晴らしい。
テスコボーイの仔は腰が甘めで、そこが弱点と言われましたが(トウショウボーイも府中への入厩時、腰が甘く、長時間馬運車に乗っていられなかったと言われています。それでデビューが1月末の府中になった様です。)、トモを含め後脚のバネが素晴らしく、それがあの卓越したスピードの源泉になったと考えられます。
産駒で一番似ていたのは菊花賞馬インターグシケンでしょうか。
かなり似ていますね。
現在のスタリオンで雰囲気が似ているのは龍王ロードカナロアかなぁ?
いずれにせよ、この直系父系の血脈は今後もずっと続いて行く事を祈りたいですね。
日本馬産界の宝ですから!!
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かぎしっぽさん
シービー、ルドルフは低学年の私も知っていたくらいでしたから。(あと千代の富士(^^))
シービーは仰る通りトピオの影響が強く出ていてスピード化に対応出来る産駒が余り居なかったのが原因でしょうね。
初年度のヤマニングローバルが無事にクラシックを迎えていたら?
その他にもスイートミトゥーナやドライビングモールが活躍出来てれば・・・
ビッグアーサーは同感です。
ノーザンファーム産で軽快なスプリンターを作って欲しいと思ってます。
私の一口馬主初出資馬がサクラユタカオー産駒でテスコボーイの2x3だったの思い入れが深い系統です。(因みに未出走引退でした。) -
かぎしっぽさん
ビッグアーサーには一発がありそうな気がしているのですが……
彼には一流繁殖を配合して欲しいものです。
この系統を未来に残すためにも是非!!
NFの一流どころに何とか配合して貰えないかなぁ?
ミスターシービーはボーイの血よりも母のシービークイン(と、言うかBMSのトピオ)の血が濃かった様な気がします。
まァ、そのお蔭で3000の菊を制し3冠馬になれたのですが。
しかし、シービーが菊に勝ってシンザン以来の3冠馬になった時には本当に心の底から感動しました。
「おい、ボーイとシービークインの仔が3冠馬だってよ(涙……)」
生きているうちに3冠馬を見れるとは思っていなかったですから。
あの当時はそう思っている人が多かったんじゃないかな。 -
かぎしっぽさん
テスコボーイ以外でも活躍馬を数多と送りだしたプリンスリーギフト系がサクラユタカオー→サクラバクシンオー→ビッグアーサーしか繋がって無いのは寂しいです。
それにしてもトウショウボーイ→ミスターシービーのラインには残って欲しかったですね。 -
かぎしっぽさん
プリンスリーギフトの仔ですが、目ぼしいところは殆ど日本に輸入されたのではないかと思います。
一部では「馬車を引いていた馬も輸入した」との噂も流れた程です。
同系ではファバージやバーバー等も活躍馬を出しました(特にファバージは欧州に残して来た産駒に凱旋門賞馬ラインゴールドや活躍馬ジャコメッティ等を出して評価が高いです)が、現在も残っている直系はテスコボーイ系のみです。
テスコボーイは輸入直後、欧州に残して来た産駒に活躍馬が続出したため、当時の価格で2億円で買い戻しのオファーがあったそうですが、日高軽種馬農協はこれを拒否。英断でしたね。
テスコボーイが欧州にとどまっていたら、マイラー系種牡馬としてチャンピオンサイアー級だったのかもしれません。 -
かぎしっぽさん
現在では貴重な写真ですね。
テスコボーイ産駒の活躍でプリンスリーギフト産駒の種牡馬を日本人が買い漁り本国では滅亡の危機ともう何十年も前に何かの本で読みましたがどうなったのか?
優駿は私が読んでた頃、日本の種牡馬、世界の種牡馬という1ページのコーナーがあり、競馬を始めたばかりの私にはありがたいコーナーでした。 -
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