1584件のひとこと日記があります。
2023/04/07 23:03
日本大種牡馬列伝その2【ノーザンテースト】
その産駒は「3度変わる」と言われた優れた成長力を持つ大種牡馬です。
20世紀最高の種牡馬ノーザンダンサーの凄さを我が国にも大いに広めてくれました。
今一つ大成功する種牡馬を入手出来ず伸び悩んでいた社台Gを、一気に不動の地位迄引き上げてくれた大功労馬でもあります。
アンバーシャダイやダイナガリバー、ギャロップダイナ等中々優れた後継馬もいましたが、我が国に於ける他の系統と同様に、残念ながらその直系は途絶えてしまっています。
欧州ではサドラー〜ガリレオと言う血脈が王者の血統として現在も光り輝いている事と比較すると、ちょっと残念ではありますね。
(そう考えると、テスコボーイ系の偉大さが一層身に沁みます。)
まァ、テーストもどちらかと言えばフィリーサイアー(Filly Sire)だったのかもしれませんが。
アンバーシャダイの仔にスーパーホースが誕生していれば、日本のガリレオ的存在になったのかもしれません。
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KAGA-1さん
日本馬の直系は海外を経由して後世に残る様な気がしています。
特に南半球がクサイ。
豪州か南米か……
30年後には豪州の主力血脈がSS系、なんて事も有り得るかも?
スターキングダムやディンヒルが王者の血脈になった様にです。 -
かぎしっぽさん
ノーザンテーストは「まるで道産子だ」と善哉御大が言ったとか。
重心が低く、頑強な馬体を誇示していました。
ダートが得意な馬も多かったですよね。
勿論重馬場も。
とても日本向きな種牡馬だったと思います。
「切れ味と絶対的スピード能力」が身上のSS系とは持ち味が異なっていました。
「テーストXリアルシャダイ」で超大物が出れば、凱旋門にも手が届いたのかもしれません。 -
KAGA-1さん
グラスワンダー
→スクリーンヒーロー
→モーリス
→ピクシーナイト、ジャックドール(共に現役)
も、今のところ、繋がりそうですね。
(モーリス産駒には、オーストラリア組もいますし。)
ディープインパクト産駒は、先日、Auguste Rodinの同厩のDrumroll(=Saxon Warriorの全弟)が、新馬勝ちしましたね。G1戦前に間に合うか、楽しみです。 -
かぎしっぽさん
ノーザンテーストはレディアンジェラの3×2が特徴で母系に入って良い要因だったと思います。(ハイペリオン濃いめが良かったのですかね?)
球節が大きめで繋が強かったと何かで読んだか聞いたかしました。
アンバーシャダイ、ダイナガリバー、ギャロップダイナ、3頭ともトップホースですが産駒に素軽さがもう一つ足りなかったのかなと思います。
あとは晩年の大物が誕生しなかった事がサイアーライン継続に影響したのでしょう。
自身が活躍した時から15年くらい経って競馬が少し進歩している状況下で牡馬の大物を残せるか?なんだと思います。 -
かぎしっぽさんがいいね!と言っています。
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KAGA-1さん
テスコボーイ系は、まァ、本当に奇跡みたいなもので、他の系統は続いても3代まで、キンカメ系もディープ系も恐らく20〜30年後には消滅しているのでは?と恐れています。
それどころか、SS系自体も危ないかもしれません。
SS系はひょっとすると欧州か豪州辺りで父系が継続するかも?
オーギュストロダンは3冠を目指す(!)そうですから、欧州のSS系基幹種牡馬になるかな?
そうなって欲しいですね。
豪州は異色の父系が育つ土壌ですから、面白いかもしれません。
サトノアラジン辺りが大活躍してますし、その萌芽は早くも現れているかも? -
KAGA-1さん
メジロブライトが、早世しなければ、メジロドーベルやファイトガリバーが、牡馬に出ていれば、まだ存続している可能性もあったんでしょうか。
それにしても、日本は、何故父系が繋がらない国なんでしょう。
今後は、5代父キングカメハメハとか、5代父ディープインパクトみたいな馬が出てくるんでしょうか。 -
KAGA-1さんがいいね!と言っています。
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カッチーさん
ノーザンテーストの偉大なところは、種牡馬としてだけでなく、BMSとしても1990年から2006年まで17年(!)連続でチャンピオンBMSとして君臨した事です。
これも社台Gの大きな財産だったと思います。
本当にBMSノーザンテーストの仔は良く走りました。 -
カッチーさん
4代クロスとかで良く見かけますね
社台ノーザンの礎だったのですね