1584件のひとこと日記があります。
2023/04/12 20:58
日本大種牡馬列伝その4【ヒンドスタン】
サンデーサイレンス登場以前の日本馬産界に於ける最高峰種牡馬です。
歴史上最高の名馬とも言われるセントサイモンの直系で、「セントサイモン系中興の祖」と言われるボワルセルの直仔であり、当然ながら我が国に於けるセントサイモン系の最高峰種牡馬となりました。
この馬の偉大なところは、シンザンやリユウフォーレルの様なチャンピオン・ホースからスプリンター〜ステイヤーまでありとあらゆるタイプの産駒を輩出したところにあります。
その点でもサンデーサイレンスに大変よく似ていますね。
ヒンドスタン全盛時は、どんな人気種牡馬であろうとも年間種付け頭数が50頭前後、60頭も付ければかなり多い時代でした。(アラブの一部の人気種牡馬を除く。セイユウとか。)
現在の様に200頭overなどは考えられなかった時代で、それだけにヒンドスタン産駒は1頭1頭が宝物の様な扱いを受けていました。
ほぼ当時の超一流厩舎以外には入厩しませんでしたね。(尾形藤吉厩舎とか)
私がリアルタイムで見た大物ヒンドスタン産駒は、彼のラスト・クロップの1頭であるハクホオショウですが、彼も優れたステイヤーでありながら、安田記念や札幌記念、オールカマー等色々な条件の重賞を勝ちまくったオールラウンド・プレイヤーでした!!
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かぎしっぽさん
マイシンザンのNHK杯は実に強かったですね!!
当時のNHK杯はダービートライアルでしたから、私は「ダービーも必勝だ!」としこたま馬券を買って轟沈しました(苦笑)
まァ、あの年はウイニングチケット・ビワハヤヒデ・ナリタタイシンの年でしたから相手も悪かったですが(笑) -
かぎしっぽさん
ヒンドスタンと言うと私はやっぱりシンザンですが、シンザン→ミホシンザンからその先に繋がって欲しかったですね。
マイシンザンの脚が丈夫で天皇賞(秋)を勝っていたなら・・・ -
KAGA-1さん
私が最も好きな配合が、シーホークXヒンドスタン牝馬のモンテプリンスです。
卓越したステイヤーでありながら、素軽いスピードも持っていた彼こそ、ヒンドスタン血脈の最たるものだった様な気がしています。 -
カッチーさん
ヒンドスタン系は、特にシンザン産駒は親父の印象と異なり、かなりの快速馬を輩出しました。
日本レコードを幾つも更新したスガノホマレ、日本馬で史上初めて2000m2分を切った(1.59.9)シルバーランド等、群を抜いた快速馬がいました。
勿論、3200の天皇賞馬も何頭も出しましたし、当時としては絶対能力が図抜けていたのでしょうね。
この辺りはSSにかなり近いものがありますね。 -
KAGA-1さん
今一つ、引退とか、その後とか、最期がどうなったとかがわからないままでしたが、地方でガンガン出走しまくっていた、シルクセレクション(父マイシンザン)を楽しみにしてた時期があります。
私は、ヒンドスタンを血統表でしか知りませんが、ナイスネイチャ、スペシャルウィーク、トロットスター、ヒシミラクル、ロジック、メイショウマンボ…と色んなところに入って(残って)いる血ですね。 -
KAGA-1さんがいいね!と言っています。
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カッチーさん
母系を遡るとお目にかかれるのかな…
今だとカナロアやモーリスが産駒の距離融通が広いけれど、そんなに幅広く出せる種牡馬がいたんですね