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2023/07/31 23:06
フランケル
キングジョージでのオーギュストロダンの惨敗を見るにつけ、14戦不敗だったフランケルの偉大さが身に沁みます。
欧州で産駒は走りまくっていますし、同じ14戦不敗の「神馬」「近・現代サラブレッドの祖」ネアルコの域にどこまで迫れるか?
注目です!!
しかし、父はガリレオですし、ディンヒル、レインボウクエスト、ステージドアジョニー(その父プリンスジョン)等、かなりステイヤー系の血ばかりが配合されていて、あのスピードは一体どこから来たのか?
謎です。
おそらく、スピード能力云々ではなく、絶対能力が飛び抜けていた事によるあの競走実績だったのだろうと思われます。
そう考えると、産駒が12ハロンのクラシックやG1で大活躍している事も頷けます。
種牡馬戦国時代に突入しつつある我が国でも、そろそろフランケル産駒のスーパースターが登場して来るタイミングなのかもしれません。
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Herbagerの母父母父Solario
↓
シーホーク、モーニングフローリック
↓
モンテプリンス(母父ヒンドスタン)
アイネスフウジン(母父テスコボーイ)
ウィナーズサークル(母父父Sir Ivor)
きりがないですがざっとこんな感じです。
馬場の違いもあるのでRoyal Charger系が父系として欧米で覇権を握ることは考えにくいですが、欧米血統の中に交じって日本的なスピードの源になっていくと思います。 -
まだ日高が元気だった頃、日高ではテスコボーイやMill ReefなどのNasrullah系が主流でしたが、父系を伸ばすことはできませんでした。
そんなNasrullahとRoyal Chargerとの血統的な違いは
Solario(母Sun Worship、母父Sundridge)
ここが日本(の馬場)向きの軽さを生み出す勘所でしょう。
名種牡馬ヒンドスタンの母父がSolario
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シンザンは父ヒンドスタンで母父父セフトの祖母はSun Worship
(Sun Worship 4×5)
テスコボーイが日本で成功できたのもSolarioのおかげ?
テスコボーイの母母父父Solario
ユアハイネスの母父Solario
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サクラユタカオー -
スイートデルマー90さん
ロイヤルチャージャーはSS登場以降、我が国ではいつの間にか(?)王者の父系になってしまいましたね。
古くはスピードシンボリ、ちょっと間があってホウヨウボーイと言うチャンピオンホースが出ましたが、その後のリアルシャダイ産駒を経て、SSの登場が決定打となりました。
ロイヤルチャージャー系〜ヘイルトゥリーズン系がこれだけ競走界・生産界を支配しているのは日本だけではないでしょうか?
SSがあまりにも偉大だったため、その他の要素に目が行きませんが、この系統は我が国に極めてマッチした系統だったのかもしれませんね。
ただ、この系統が世界的主流になるかどうか…
それは微妙ですが。 -
Royal Chargerの重要さがわかりやすいのは、NureyevとSadler's Wells
現役時のスピードではNureyevでしたが、種牡馬として成功したのはSadler's Wells
その違いは何かと考えるとHail to Reasonではないかと。
(Sadler's Wellsの母父Bold Reasonってシンボリルドルフっぽい血統ですね)
エピファネイアの活躍からしても
シスキンが案外、成功しそうな気がします。 -
Frankelのステイヤー血統ばかりなのに…は
キタサンブラックの母父サクラバクシンオーなのに…っぽいですね。
日本の生産界はカオスな状態ですが、やはりNearcoの傑作Royal Charger色を如何にして出すかが成否のカギではないかと睨んでいます。
ディープインパクトは母系のAlzaoの母父Sir IvorでRoyal Charger補給。
祖父がディープインパクトとは違うタイプの全兄ブラックタイドのイクイノックスは母父キングヘイローでRoyal Chargerを呼び戻した感じ? -
スイートデルマー90さんがいいね!と言っています。