1584件のひとこと日記があります。
2012/06/20 23:00
社台の種牡馬(1974年当時)
手元に1974年の競馬四季報があります。
社台ファームの繋養種牡馬は、
エルセンタウロ(種付料200万)
ボールドアンドエイブル(150万)
ガンボウ(150万)
ハイハット(120万)
マリーノ(150万)
ヒッティングアウェー(70万)
モデルフール(70万)
マイフラッシュ(50万)
バウンティアス(70万)
ルヴァルマラール(50万)
シオン(30万)
バーボンプリンス(30万)
こう見ると、アメリカ産のスピード系はボールドアンドエイブルとモデルフールぐらいで、むしろ欧州産の重厚なステイヤー系が多いことがわかります。
(パーソロンの全弟、マイフラッシュもいます。それなりに当時の日本向き流行血統も意識していたのでしょう。)
現在の社台王国の姿からは想像も出来ない厳しいラインナップですが、ノーザンテーストが輸入されるのは1975年ですから、1980年前後ぐらいまでは、社台の苦難の道程は続くわけです。
現在の社台一極集中を非難する方々も多いですが、彼らも試行錯誤と苦労と努力を重ねて、今日の地位を築いた事も決して忘れてはなりません。
当時の社台ファーム生産馬は「格好は良いけれど、底力に欠け、クラシックレースでは用無し」なんて言われていたのですから。
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スダビンボールさん
ありがとうございます。
貴兄の投稿もよく読ませていただいております。
しかし、善哉御大も相当な意地っ張りだったフシがあり、当時全盛だったNever Say Die系とかPrincely Gift系には殆ど食指を示さなかったようです。日高の組合系との折り合いが良くなかったのかもしれませんが・・・
テスコボーイやファバージの仔を作れば、なかなか面白い展開になったかもしれませんね。 -
スダピンボールさんがいいね!と言っています。