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2012/08/02 16:48

グランパズドリームと岡田繁幸氏

今つらつら思い起こすに、岡田繁幸、と言う人の名前を意識したのは、この馬がダイナガリバーと直線叩き合って2着したダービーの時からだった様に記憶しています。
この馬の父はカブラヤオーですが、同じ父のマイネルキャッスルクライムカイザーの仔のマイネルブレーブで重賞を制覇するに至って、「この人の相馬眼は一体何なんだ?」と大変に驚かされたものでした。(マイネルブレーブは何と「ダービー2番人気」だったんですから。)
現在こそ、サンデー登場後の流れを汲んで、内国産種牡馬の仔全盛時代なので、内国産種牡馬の仔から走る馬が出るのは当たり前すぎる話ですが、当時は「日本は種牡馬の墓場」と欧米各国から揶揄されていた時で、内国産種牡馬の仔など見向きもされなかった時代です。また、これらの馬の血統表を見ても、牝系が取り立てて名門である訳でもなく、岡田氏の相馬眼のみで見出したとしか言い様がない馬達でした。
「馬がわかる人って、本当にいるんだなぁ・・・」と当時はしみじみ感じ入ったものです。
グランパズドリームでダービーを2着した時は、「この相馬眼の持ち主なら、すぐにダービー馬を探して来るだろう。」と多くの人が考えていたと思いますが、未だにその夢は成し遂げられていません。
この社台G全盛時代に於いて、それに対抗するのはなかなか大変な事だとは思います。(氏自身も「社台Gは繁殖牝馬の質がケタ違いに凄い」と仰っているようですし・・・)
昔の様な訳にはそうそう行かないのでしょうが、氏には是非、「日本のテシオ」として、並のオープン馬程度ではなく、一大父系を形成するレベルの、後世に残るケタ違いの名馬を生産ないし見出して欲しいものです。

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