1584件のひとこと日記があります。
2013/09/25 16:10
ノヴェリストとTamerlane〜Persian Gulf
凱旋門賞で、日本馬2頭の最大のライバルになりそうなノヴェリスト Novellistですが、この馬の父で名種牡馬であるMonsunは、なんとTamerlane〜Persian Gulfに遡るBlandford直系の種牡馬なんですねぇ〜!!
この系統は、一見、日本とは縁が薄い様に思われますが、実はそんな事はなく、ノヴェリストの五代父である上記パーシャンガルフは、その直仔テッソ(天皇賞・有馬記念馬コレヒデの父)、ザラズーストラ(天皇賞2着のカツタイコウの父)、パーシア(天皇賞・宝塚記念馬フジノパーシアやあのテスコガビーを破った名牝カバリダナー、トウショウボーイを札幌記念で破ったグレートセイカン 等の父)などを通じて、70〜80年代の日本競馬に大きな影響を与えた父系です。
この血脈は、過去には日本競馬への適正も十二分に示していた血統と言え、特に、重馬場やダート等力の要る馬場への適正は半端ないものでした。
しかし、この血脈が現代になって蘇るとは・・・
しかも、「現代JAPANの誇る至宝」サンデー系産駒の対抗馬として名乗りを上げて来るとは・・・
ワールドワイドの競馬・競走馬生産の世界は非常に奥の深いものだと今更ながら感じ入っています。
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ノヴェリスト、どうやら凱旋門賞は熱発で回避の様です。
残念ですが、これで益々オルフェの優勝の可能性が高まったですね!!
ノヴェリストも、あんまり高価になる前に社台Groupで購入してはどうでしょうか?
どうせサンデー系に対する異系交配の種牡馬を選ぶなら、この馬ぐらいトコトン異系のラインを選んでは?
社台も昔は、ハイペリオン直仔のハイハットとか、アルゼンチンの名馬エルセンタウロ等の輸入実績があるのですから、可能性はあると思うのですが・・・
資金は潤沢でしょうから、あとは行く気ですね。 -
フジノパーシアが圧勝した秋の天皇賞(3200m)は印象深いですね。
2着カーネルシンボリ、3着トウコウエルザ、4着キクノオー、5着トドロキムサシ、と言う一時代を作った名馬の競演でした。
かなり酷い重馬場で、相当な力の要る競馬となりましたが、あの様な馬場・競馬こそ、パーシャンガルフ系の最も得意とするところだったと思います。 -
そう言えば、タマレーンの仔で、「タイガー」なんて種牡馬もいましたね。
ハイセイコーが中央へ去った後の、羽田盃と東京ダービーの2冠を制した南関東の名馬「ヨウコウザン」なんて馬を出してました。