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2017/11/21 00:33
【今さらだが、伝説の新馬戦だったのか?を検証してみる Part1】
(Part1)上がり3ハロンに注目
過去15年の芝2000Mの上がり3ハロンの数字を分析してみました。
(最初は過去10年を対象に分析していたがディープインパクトが入った方が
分かりやすいと判断して、期間を15年に引き延ばしました)
2歳新馬 中京・芝2000M(タイム:2分4秒7)
1着 ワグネリアン 上がり32秒6
2着 ヘンリーバローズ 上がり32秒8
LAP : 13.6-12.4-14.2-13.5-13.3-12.2-12.4-11.2-10.9-11.0
過去のデータとにらめっこしながら分析を進めてみると、
この数字がどれだけ凄いものかが浮き彫りになってきました。
新馬戦後にワグネリアンの上がり32秒6が古馬も含めた
中京競馬場での史上最速との報道がありましたが、それはまさにその通り。
ヘンリーバローズの上がり32秒8も3番目に速いタイム。
さらに全ての競馬場を対象にしても、
2歳戦で芝2000Mで上がり3ハロン32秒台で走った馬は過去15年でたった3頭。
ワグネリアン 上がり32秒6(2歳新馬 中京・芝2000M)
シルバーステート 上がり32秒7(紫菊賞 京都・芝2000M)
ヘンリーバローズ 上がり32秒8(2歳新馬 中京・芝2000M)
ちなみにその次に速い上がりが、
ディープインパクトの新馬戦(阪神・芝2000M)で上がり33秒1でした。
勿論、2歳戦というのは前半ドスローになって上がりが速くなる傾向が強いものですが、
若駒が2000Mという中距離を走っての上がり3ハロンで32秒台はやはり凄いということでしょう。
なぜなら、過去15年(2歳戦538レース)でたった3頭しかいないわけですから。
(勿論、高速馬場化が進んでいる影響もあるとは思いますが)
そして、そのたった3頭の中に母シルヴァースカヤの仔が2頭いるという。
やはり兄弟でバケモノ級の認定をしてもよさそうです。
さて、あなたは伝説の新馬戦と認定しますか?(笑)
Part2もお楽しみに〜
>>2385