189件のひとこと日記があります。
2015/06/20 23:54
伊那の勘太郎はどこへ行くのか その1
昭和18年に封切られた「伊那節仁義(サブタイトル「伊那の勘太郎」)は、戦時中にも関わらず、勤王を掲げる水戸の天狗党を勘太郎が助けるというストーリで軍部の検閲をくぐり抜け、空前の大ヒットとなった。
主演長谷川一夫、共演山田五十鈴という東宝の二大看板スターによる痛快娯楽時代劇が、ヒットしないわけがないのであった。
そして小畑実の歌う主題歌「勘太郎月夜唄」も同様の空前の大ヒットとなったのである。
戦後、昭和27年に製作された第2作「勘太郎月夜唄」(長谷川一夫・乙羽信子)も記録的なヒットとなり、伊那の勘太郎は文字通り全国で知らぬ人がいない有名人となったのである。
そして昭和33年には伊那市に勘太郎碑が作られたのであった。
こうして地元伊那市では、半世紀以上「勘太郎祭」→「伊那祭」の中で、勘太郎は歌い継がれ、踊り継がれていくことになったのである。
ところが、ここで恐ろしいことが起こるのです。
それはある若者が発した言葉から始まりました。(このあとはは気の弱い人は読まないで下さいね。断りましたからね、いいですね)。
(眠いため、明日へと続く)