189件のひとこと日記があります。
2013/01/09 22:58
島の話をしよう 2
周防大島、土地の人はみな大島と言う。
大島のここ2〜30年の歴史は、過疎化と高齢化の歴史と言える。
私が帰る家は地家室(じかむろ)にある。そこで生まれ育った妻の両親はすでにいない。義父は20年前、義母は10年前に亡くなった。
働き者の義父は、満鉄で働いていたが、終戦で帰国、本来は国鉄に再就職するはずだったが、義母がどうしても大島に帰りたかったらしく、結局島で農協で働く傍ら蜜柑を作ることになった。義父の死後、一人暮らしだった義母も倒れ、入院。妻は義母の生家(廃屋状態)を壊しなるべく年寄向きの家に建て替えた。そこで盆と正月だけでも病院から戻ってもらおうという気持ちだったのだろう。義母は新しくなった家で過ごしたのは、二日だけだった。
妻は4人兄弟の次女、上に兄、姉、下に弟。島には誰もいない。実家は次第に荒れていく。その家を継いだ義兄は神戸で暮らす。義姉は岩国。義姉の連れ合いは釣りが好きで退職した今、一年の半分近くは地家室に建てた家で過ごす。
そういうわけで、毎年盆と正月、島暮らしをしているわけね。
団長さん、久しぶりなので疲れました。おまけにあっという間に書きかけが消えてしまいました。もうけんぷーさんは時間切れですね。おはなさんもだめかな。
全部、ちゃんと正解を自然に明らかにするつもりでしたが、ここで一気に書きます。もうふらふらだもんね。
地家室(じかむろ) 安下庄(あげのしょう) 下田(したた) でした。
小豆島は全員正解でした。さすがです。沖家室はおきかむろです。
では今年もがんばります。早く馬券を買いた〜い。
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けんぷーさん
文之進さん30年前ならおとぎ話ですよねえ。
今の大島を肌で感じたくなりました。 -
文之進さん
けんぷーさんありがとうございます。
いいお話ですね。
私も嬉しくなって調子に乗ってもう一回書きました。 -
けんぷーさん
文之進さんこんにちは。
源空寺の和尚は、主に戦災孤児(広島・長崎原爆)を引き取り源空寺幼稚園を開きました。多い時には100人を超えたそうです。おそらく今は幼稚園の生徒さんは居ないと思います。幼稚園と申しましてもそこで生活を共にするのですから家族同然です。そうして社会に出られた方は幾人おられる事か見当も付きません、でも毎年そんな方々が里帰りするそうです。
本堂の隣にある棟の2階には100人が泊まれます。
盆に沈む島と、言われるのも納得です!
ただ驚くのは島の方々のお気持ち。私みたいなよそ者が来たと知っても朝には、釣りたての魚と摂りたての野菜が玄関に売るほど置いてあります 毎日です。メバルのせごし、忘れられない食感です。そして、村の方たちと毎晩酒盛りです。日本じゃない本当の日本を感じました。 -
文之進さん
おはなさん今晩は。
おはなさんに負けない夜更かしをしている私です。困ったな、競馬が近いと言うのに。
昔から低血圧は、美人の必須条件でした。しかし、正確に言うと、低血圧は美しいことの証明にはならないことも確かなようです。あ、ともかくね、元ヤンに逆らうことなきをむねとせよ、と十七条憲法にもあるのです。 -
文之進さん
続き
護岸のためのテトラポットのせいで、今はもうだめでしょう。その義弟も亡くなりました。サンマは見ませんね。小鯵なら私でも釣れました。きっと誰でも釣れるんじゃないかな。
夏の夜、涼しい風に吹かれての夜釣りはいいですよね。つい鼻歌も出ます。
♪僕らは〜いつも〜 そっと言うのさ〜
夜釣りよ〜今夜も〜ありが〜とお〜
失礼しました。 -
文之進さん
けんぷーさん驚きました。広いようで世間は狭いもんですね。
沖家室は地家室に対して沖家室と言うらしいです。地家室の沖に浮かぶ島ですね。地家室の人はおきかむろと言っているようです。おっかむろで正解だったんですね。ついでにかむろは遊女見習いのことで、その昔は船乗りをもてなす遊女が大勢いたんじゃないでしょうか。
沖家室は漁業の島のようです。といっても今は過疎化の波は地家室同様ですが。NHKで、盆に沈む島(盆に大勢帰郷して人があふれるという意味)というタイトルで紹介されました。
残念です、源空寺は私は知りません。地家室には泉福寺があります。この寺は普段は無住のようです。妻の生家の寺は安下庄にある安楽寺です。寺は結構ありますね。
昔は義父の家の前の海でメバルがよく釣れました。義弟がちょっと待っててと言って、小一時間ほどでバケツ一杯ほどメバルを釣っては、煮付けをご馳走してくれました。豊かな海ですが -
おはなさんさん
文之進さん、私の低血圧 よくご存じで、、、若い時は(私 朝 起きられないのぉ)でも、可愛い〜守りたい!と勘違いしてもらえましたが、今、そんなこといったところで(どっか悪いんじゃないの?はよ病院行きや〜お大事に。)で終わってしまいます(苦笑)
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けんぷーさん
懐かしい記憶が、、、和尚は、来なさいとは仰いません。「おいでなさい」でした。ああ懐かしい。
文之進さん 悲しくもあたたかいお話、私も似通った経験があります。二日だけだけど、間違いなく幸せな気持ちになられた事と思います。生意気言ってすみません。 -
けんぷーさん
文之進さんこんにちは。
実は、周防大島の源空寺の今は亡き和尚 珠山源徳様と親交がありました。
沖家室の泊清寺にも和尚と一緒に遊びに行きました。ただ、地元の方はおっかむろと発音されていました。私が二十歳から二度夏に休暇に行きました。
和尚の坊ちゃんが、6年前に来られたのが最後です。
それはそれは、ただただ素晴らしい自然環境に癒されました。
ある朝、泊清寺の和尚がバケツもって来なさい。はて??とおもいつつ行ったら波打ち際に秋刀魚が打ち上げられる様に。。。秋刀魚が?ここにいるの?不思議な気持ちで波の様に押し寄せる秋刀魚を拾って帰った事がありました。 -
文之進さん
おはなさん、ありがとうございます。でも当てる気はなかったですね。下條アトムに明らかでした。
しかし相変わらずの夜更かしですね。まあ昔から美人は低血圧と決まっていますから仕方ありません。元ヤンには勝てないのも決まりです。