ロードアリエス号のこと

ロードアリエス号（オス８歳[2-4-6-16]）のこと、覚えていますか。
「覚えているかだと、お前の口から言って欲しくない」とファンの方は言うかも知れません。
仕方ありません、罵声は甘んじて受けましょう。

ロードアリエス、2008.2新馬戦ダ1800でデビュー勝ち、２戦目はなみずき賞芝1800で３着、３戦目は京都新聞杯で２着、ユニコーンＳをはさんで神戸新聞杯５着、堂々の菊花賞出走（11着）。
ここまでは見事な競走馬人生のスタートでした。しかし２勝目はまるまる２年掛かりました。

そして2011年秋から1年の休養の後、障害へ転向したのでした。
その2012.10.20障害初戦のレースの模様は掲示板から引用させていただきます。ただし、涙もろい方はハンカチを用意して下さいね。
「タマモアルプスの降着になるくらいの斜飛の影響をもろに受けて落馬。無念だ。その後無事そうに飛んでいたが最終障害で腹から横転。その後も走っていたが大丈夫だろうか？会員の方で情報がわかるかたがいたら是非教えて頂きたい」

「障害を空馬になっても一生懸命走ってたのに　最終で転倒の時は可哀想でたまりませんでした。。。騎手も白浜さんだったので安心していたけど　散々でしたね！でも、無事でよかった！ほんとうに白浜さんも心配していたでしょうね！」

「カラ馬で一生懸命走ってて可愛かったなぁ。コケてもまた走る姿に感動しました。ファンになりました。」

いい話だなあ。あんた達、いい人だあ、むむう、うぐうぐ（号泣）。
でもこれは何だ。
「なんか危なっかしいな、まさか･･･と思う間まもなく、空馬が二度目の落馬！それほど飛越が下手ならレースをやめればいいのに。これを下手の飛び好きと言うんだもんね」
これはひどい。罵声の対象となるのもやむを得ない。
聞けば、落馬後、前に垂れた手綱が邪魔をして２度目の落馬となったという。

さらに掲示板を覗くと、転厩を望む声が続出している。
「この馬ほど不遇な馬はいませんね。このままだと
ただ年をとっていくだけのような気がします。･･･散々放置した挙句このまま時間を延ばして
･･･もうすぐ三か月ですね。その前が一年前。これはいくらなんでも酷いですね」

ロードアリエス号の復活を待とう。

文中でロードアリエス号の掲示板のコメントを、無断で引用させて頂きました。
失礼をあらためてお詫びします。