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2012/03/29 03:03
自己紹介に代えて……3
そんな経緯で私の馬券活動はG1の場だけで細々と継続する。
普段は競馬なんてやらない馬券に不慣れな方たちと一緒に……。
つまり『人気先行馬』を探して消す作業である。
簡単な例で言うと
「ぶっつけでエリザベス女王杯(現在の秋華賞)に出走してきたオークス馬」
を消す。
もちろんこれだけでは馬券は取れないのだが、この項目に該当する馬が人気しているケースは当時は意外と多かった。
他にも『有馬記念での菊花賞馬の取捨』『天皇賞とJC使っての有馬記念の着順パターン』などいろいろ用意した。
しかし結果から言うと、この方法では的中する事もあるが外れる事もある。
やっている事が所詮『能力の高い馬を1頭だけ消している』に過ぎなかったからだ。
やはり狙って獲りたい。
そのためには武器が要る。
半信半疑のまま私は『持ち時計』を選択した。
もちろん、もともと『当該コースでの持ち時計』に関してはチェックしていた。
同じタイムでも着順によって価値が異なる事も知っていた。
開催の進み具合での馬場の差も理解していた。
でも、いろいろな事を考え出すと様々な『補正』が必要となり、結局は専門知識が必要とされる事にもなった。
そしてその『補正』と呼ばれる行為は極論すると、各々の『さじ加減』に頼ってしまう。
だからこそ世の中には多数の『スピード指数』が存在するのだろう。
その中で自分は一体どれを信用するのか?という選択を迫られる。
私にはどうやっても選べなかった。
「前走はゴール前に流したからプラス3補正する」
という行為の重さが
「パドックである程度の量のボロをしたら馬体重マイナス○kgに相当する」
というアナログ的な換算と何ら変わらない様に思えて仕方が無かったからである。
〜つづく(ような気がするようなしないような)〜