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2012/03/18 14:22
以前、私は「ゲームの世界から競馬に参入し
以前、私は「ゲームの世界から競馬に参入してきた連中は早く茶の間へ帰れ!」と言った事がある。
お茶の間でなんかゲームしない、と言われてしまえばそれまでで、謝罪する事は全くやぶさかではない。
私が否定しているのは「ゲーム」ではないし、もちろん「茶の間」でもない。
20年程前、私は競馬ゲームを楽しんでいた。
もちろん、本物の競馬も毎週参加していた。
競馬を見るようになって10年、馬券を買い始めて5年位経った頃である。
当時はまだ「社台」は現在のような巨大グループではなかったが、「やたらと大掛かりに物事を動かそうとしている」事は素人の私でも気付いていた。
それは私が特別な訳ではもちろん無く、当時に競馬をしていたファンなら誰でも気付いていた事だったと思う。
職業の一つである「馬産」に競争を持ち込み、一人勝ちの独占状態を築き上げる事になるとは想像出来なかった。
絶好調の波に乗り始めた「社台RH」の馬、または「吉田家の個人所有」馬の共通点は「父ノーザンテースト」であった。
そしてその馬達が繁殖に回ると、今度は「母父ノーザンテースト」として活躍を始めた。
しかもその中で上位を占める馬の更なる共通点が「父リアルシャダイ」でもあった。
当時の上司が昼休みに「ウイニングポスト」の攻略本を読んでいた。
それまで私は、そのような内容のゲームの存在を全く知らなかったので、簡単な説明を受けた後「父リアルシャダイ母父ノーザンテースト」を試してみてください!と進言した。
結果が気になった私は、上司に聞く前に、ゲーム嫌いの女房の留守中にソフトとハードの両方を買って自分で試してみた。
結果、トレーナーとしてリーディング上位のジョッキーを抑える難しさと、同型馬が同じステップレースに出走しないでG1にたどり着く難しさを学んだ。
生産についてはよく分からないままだった。
その後「ダビスタ」も何作目かこそ忘れてしまったが発売日に買って「生産」を中心に没頭した。
しかし、分かった事といえば
・初年度は無理せず種付け無料のマチカネイワシミズを付ける
・せりをこまめにチェックする
・ニホンピロウイナーが爆発しやすい
などの、攻略本の記載されている事の実証でしかなかった。
そんな経緯だからなのか、私の中では常に実際の競馬が上に存在したし、ゲームは製作者の競馬感を知る物でしかなかった。
ところが、つい2?3年前「競馬伝説live」という無料オンラインゲームに触れる事になった。
最初は楽しく遊んでいたのだが、間もなく「コーチ屋」のように有料会員が近寄ってきて「資金の増やし方」を教えてくれた。
まさに必勝法である。
この感覚しか知らないで「リアル競馬」に参加してきたら、それはそれは掲示板を荒らしたくなると思う。
二言目には「単勝100万円複勝1000万円突っ込む」とか言い出す奴が怪しい、と思う。
ひとこと日記でも何でもないな、この尺……。