競馬ゲーム

ダービースタリオンやウイニングポストなど、競馬ゲームはとても楽しかった。
約２０年前。
「あくまでゲームである」と理解した上で、関係者の気分を味わっていた。
その臨場感は半端なかった。
これらのゲームによって間違いなく「競馬人口」は増加したであろう。
ゲームの出現以前から競馬をしていた人間にとって、娯楽としてのゲームはあくまでも「ゲーム」であった。
ここからは私の「根拠の無い推測」である。
ゲームから競馬に入った人達には「競馬の本質」を学び損ねている者が多い。
もちろん、きっかけがゲームというだけで、ちゃんと正面から競馬に向き合っているファンだって大勢いる。
断言してもいい。
競馬と予想は密接な関係にある。
予想の無い競馬なら、宝くじやナンバーズをすればいい。
宝くじよりも競馬に魅力を感じて参加しているのだから、もっと自分の予想に対して潔い責任を持つべきだと思う。
外れた時に自分以外の何かに八つ当たりせざるを得ない、精神的な幼稚性は理解できなくも無い。
しかし、全ての情報を手にしている上でのハズレである以上、反省すべきは己の未熟さではなかろうか？
なぜ、騎手や調教師、馬主やＪＲＡを非難するのか？
百歩譲って「非難」する気持ちは良しとしよう。
ただ、その幼稚な感情をわざわざ掲示板に書き込みする神経が理解できない。
結果が出たあとで騎乗批判をしている奴、発走前にその騎乗ミスを予想できなかった自分の責任だろう？
ましてや「高速馬場」を代表とする「ＪＲＡ批判」など有り得ない。
賭博の胴元に不満があるなら参加するな！と言いたい。