スマートフォン版へ

マイページ

137件のひとこと日記があります。

<< 皐月賞(その2)... ひとこと日記一覧 競走馬掲示板... >>

2014/04/30 06:55

斜行、審議、降着、制裁

昔の話になるが、四位や藤田が極度に「美しい騎乗」にこだわり、コーナーでも綺麗に真っ直ぐ走らせる、それを妨害する他馬に騎乗する騎手をボロクソに批判していた時期があった。

だからという訳でもないだろうが「日本人騎手は美しく乗り過ぎ」と言われ始め、海外で結果を出せず、国内でも外国人ジョッキーに勝鞍を総ざらいされていた。

そこへアンカツが参戦し大活躍するようになる。
「中央の馬はレース中に水たまりをよけて走る」
その頃の彼の痛烈な批判コメントである。
そして、あれよあれよという間にトップに君臨する。

その方法論を、さらに分かりやすく見習ったのが岩田。
と、同時に「やっぱり地方出身ジョッキーの方が着順を1つでも上に持ってきて、馬券を買う側からしたらこんなに頼もしい事はない」という意見にJRAが左右され、ルールを変更する。

「事故があったってオレは関係無いよ、オレが良ければそれでいい」というファンやJRAが今回のケースを産んだ。
岩田個人だけが悪いのではない。
日本独自の良い風習を排除していけば、外国のように殺伐として当然なのだと言いたい。

ジョッキーにとって、ケガをしない事は大事な問題だが勝鞍をあげる事だって死活問題である。
そのために、マナーを無視して己の勝利を追及せざるを得ない場合もあっただろう。
しかしそれをJRAが「ルール改正」までして後押ししたからいけないのだ。

いいね! ファイト!