競馬の教科書

競馬の教科書

　ネットで検索すると、競馬の成り立ちとかではなくて、
いわゆる馬券本みたいです。
手に取って読んだ訳ではないですが、そもそもの成り立ちからは
書いていないと思います。まあ、この手の本は書く人がいても出版するのは、
出版社なので日の目を見るのはどうかな？

書いた本人にすれば、やはり読んで欲しいでしょうから、
手っ取り早く、勝ち馬に辿りつくのを書くはめになるでしょうし。
また、そもそもを書いたとしても、結局、慎重な書き方になって、むしろ勝ち馬を見つけるよりも、
どれが勝っても不思議はないような記事になりかねません。

書き手は、新たな発見をしたとしても
それを書いた瞬間からどこかにアップしたら、その情報は
自分のものではなくて、知られた情報になってしまう。
読んだ人は、書き手の事など忘れて、自分が発見した様な気になる。これは、私自身が経験しているので、
非難されるのは不当かも知れません。学術的な発見なら、自分が発見したとかは直ぐに分るのもありますが、
データ上の発見などは、
いつかは知られる事になりますので、ある意味、流布していないなら、無料で手に入る情報は書かない方が良いかも。

誰でも秘密は話したいものですが、それが値打ちのもので
あるのならば、自分だけの秘密にした方が価値がある。
ゆえに、巷にでまわっている情報は、多くの人が知っている、あまり価値のない情報になる。
こうして書いているのは自己矛盾になりますが、
教科書は、自分のために書いて、自分用に使うのがベストかな。（笑