期待値と回収率

期待値

元々、競馬には控除があって馬券の種類にもよるが、
期待値は１００％を越える事はない。
例えば、１万円をある場所に賭けるとする。
個人間の相対取引では、手数料は発生しないが、
１対多（胴元）の場合は、手数料（控除）が発生し、
１万円の配当には、（２分１の確率）２万円の配当があったとしても、
確率的には、厳密な計算上５０％を下回るのが普通である。

ここに、ルーレットを例にすれば、赤、または黒に賭けた場合
当たれば２倍の配当にはなるが、アメリカン・ルーレットの場合
０、００があるので、現実にはこれが控除になって
期待値は１００％にはならない。　

期待値とは回収率とは異なる。
回収率とは個々人がある期間において投機の結果であって
これは、統計学上のものではないので、０にも１２０％にもなるが、
次の期間において、利益を保証するものではない。