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2020/10/02 10:35
早熟馬の見解
早熟馬の見解
早熟は、レース体系で考えると誤解が少ないと思います。
競馬は2歳戦から始まりますが、
昔のいわゆる早熟馬は、ダービーが終った後、新馬戦が始まりますと
われ先にと使ってきます。
現在は6月に馬を下ろして、なるべく競争の少ない処で新馬勝ちをして、
じっくり次のレースのローテーションを考えますね。
しかし、昔の早熟馬の場合、新馬の距離が1000mからあって、
序所に距離を伸ばすと言う考えが主流でした。
つまり、早熟馬はいわゆるスプリンターですね。
行った行ったでスピードで勝つ。
現在は、ステーヤー血統はほぼいなくて、マイラーか中長距離の血統構成になって
います。ですから、ことさら早熟馬と言う表現は少なくなっていますね。
言葉はさておき、現実のレース体系を考えると、
ダービーを終ると2つの選択支が待っています。
古馬との混合戦か、同世代の菊花賞までのトライアルで組むか。
ダービー馬、菊花賞馬のその後の成績を調べると、
はっきり、成績が分かれます。
4歳になると、勝てなくなるんですね。
ですから、私的な区分で言うと、
早熟馬は3歳まで
早熟傾向の馬は4歳以後も重賞勝ち馬になる。
上がり馬は、やはり夏を越してから強くなった馬と言えますが、
血統的には、昔ほどいません。フィエールマンが当て嵌まりますか。
まして、晩成血統はほぼいないでしょう。
たまにラブリーデイのような馬が出ますが、
連勝が途切れると終りになりますね。^^