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2020/10/12 23:50

芭蕉の革命

   松尾芭蕉の場所  


 芭蕉の句の中に有名な

まつしまや

ああまつしまや

まつしまや

がありますね。この解釈をSF的に書きます。

分析すると、まつしまやとああの2つの言葉になります。



BA



すごいシンプルですね。

この2つの言葉で、芭蕉は俳句の革命をしました。

表現の革命と言っていい。場所とああという(感動詞、副詞)だけで

世界を表現しています。これがまつしまやを3回書くのと

絶対的に違うところでしょう。リズムですね、変調して

また元にもどる。見事です。

音楽的でもある。

芭蕉は俳句の限界を感じて、

この句を作ったのではないでしょうか。

わずか17文字でどれだけの世界が表現できますか。

住所だけでも、17文字位になります。

これを、自分の気持ちと場所を表現してるのは驚異です。

でも、この句は芭蕉としては、賭けだと思いますね。

これを評価して呉れなければ、俳人として終わってしまいます。

ですから、俳句の革命、日本語の革命、表現の3革命が行われたので

す。これ以後日本語の表現は飛躍的に上がったと思いますね。


筆者より  この文章は俳句研究になんの足しにもなりません。

<この文章を書いてる時は、芭蕉の句だと、信じていましたが、
実は、芭蕉の句ではないんですね。
芭蕉は松島に行って、句が出来なかったそうです。>

2003/08/16 18:03 (Sat)

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