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2015/12/28 01:27
年度代表馬予想
2015年のJRAのレースがすべて終了しました。残るG1レースは大井の東京大賞典です。年度代表馬は競馬記者の投票で決まりますが、G1レースの1着賞金の合計を見ると、だいたい年度代表馬が見えて来ます。下にその上位馬の一覧表をご覧に入れます。ちなみに東京大賞典の1着賞金は8000万円です。
馬名(G1タイトル)(各レースの1着賞金)賞金合計(単位:万円)
モーリス(安田記念、マイルCS、香港マイル)(10000、10000、20500)40500
ラブリーデイ(宝塚記念、天皇賞秋)(15000、15000) 30000
ショウナンパンドラ(ジャパンC)30000
ドゥラメンテ(皐月賞、日本ダービー)(9700、20000)29700
ゴールドアクター (有馬記念)25000
エイシンヒカリ(香港カップ)22300
ミッキークイーン(日本オークス、秋華賞)( 9700、8900)18600
ストレイトガール(ヴィクトリアマイル、スプリンターズS)( 9000、9500)18500
コパノリッキー(フェブラリーS、JBCクラシック)(9400、8000)17400
ゴールドシップ(天皇賞春)15000
ホッコータルマエ(川崎記念、帝王賞)(6000、 6000)12000
キタサンブラック (菊花賞)11200
香港国際競争の賞金は、1香港ドル=15.6381円で換算しています。
1位はモーリスです。今年G1レースを3勝しました。G1タイトルの数、賞金合計ともトップですから、ほぼ年度代表馬で決まりでしょう。ただ、2位のラブリーデイはG2,G3も入れると6勝しています。すべてJRA主催のレースです。JRAへの貢献度ではトップだと思います。これを重視してラブリーデイに票を入れる記者も少なくないと思います。そう考えると、モーリスで決まりと言い切るのはまだ早いようです。モーリスのもう一つのセールスポイントは今年負けていないことです。今年は6戦全勝です。そのうち2戦は条件戦なので、その2戦を除くと重賞4連勝になります。この辺りは、各競馬記者の判断基準によると思います。
3位のショウナンパンドラはG1が1勝なので少し分が悪いと思います。4位のドゥラメンテに投票する記者もいると思います。つまり、ポテンシャル(潜在能力)を重視する記者です。怪我をしなければ凱旋門賞挑戦の可能性もありました。そこで優勝できる潜在能力があると判断する記者がいると思います。ただし、それはあくまで可能性であって、実績ではありません。また、主観的な部分が大きすぎると思います。というわけで、私の年度代表馬の予想は次の通りです。
年度代表馬予想
◎モーリス
○ラブリーデイ
▲ドゥラメンテ


