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2016/04/25 10:31

鮫島騎手、せっかくのチャンスを逃してしまった

昨日のマイラーズカップでフィエロに騎乗した鮫島騎手。最近有力な騎乗馬になかなか恵まれず、勝ち星を伸ばせない日々が続いている(2015年8勝、2014年5勝、2013年12勝)。デムーロ騎手の騎乗停止で、久々にめぐってきた有力馬の騎乗。ここで結果を残して少しでも有力馬の騎乗依頼を増やしたいところ。それにしてもよく馬主からOKが出たものだ。

レースはいい位置が取れずに後方3番手を追走。4コーナーで大外をまくって最後の直線で追い込むが、開幕週の京都コースで前がなかなか止まらずに、4着まで追い込むのが精一杯だった。結果が欲しい中堅騎手にしては少し消極的だった。

皐月賞で、リオンディーズに乗ったデムーロ騎手は果敢に先行して、結果はハイペースになり、最後の直線で早めに先頭に出てしまい、他の有力馬の目標となってゴール前で差された。おまけにゴール前でよれて他馬の走行を妨害して騎乗停止処分の制裁を受けてしまった。

これは明らかに下手な騎乗、失敗した騎乗なのだが、同じ失敗でも鮫島騎手のものとは性質が違うものだ。つまり、このような超一流騎手でも失敗するのだが、その失敗は積極的で攻めた結果のものだ。このような姿勢でいつも乗っているから、時には桜花賞のような神騎乗ができるのだろう。

それなのに、若くて、中堅で、久々巡ってきたチャンスなのに、何で攻めないのか。もっと積極的に行ってほしかった。ハナを切れとは言わないが、2,3番手で先行して、バテてもいいじゃないか、他馬の目標になって差されてもいいじゃないか。一発勝負して欲しかった。

批判が怖いのだろうか、下手な騎手と言われるのが嫌なのだろうか。無難に、オーソドックスに乗ろうと思って、結果的に下手な騎乗になってしまった。最悪の展開だろう。どうせ負けるなら、攻めて、攻めて、攻めまくって欲しかった。これでまた、調教助手のような騎手生活が続くのだろう。

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