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2016/08/16 20:07
履正社、常総学院に敗れる
また、高校野球ネタです。関心の無い方にはすみません。
2回戦で横浜高校を破った履正社が、3回戦で常総学院に4−7で敗れました。履正社は2日前の横浜高校戦で148球を投げて完投した寺島投手の負担を軽くしようと、控えの山口投手を先発させました。しかし、山口投手は初回に2失点、2回もランナーを2人出したところで、寺島投手と交代しました。代わった寺島投手も三塁打を打たれるなど3失点してしまいました。履正社はエースを温存したことが裏目に出て、序盤に大量失点。その後懸命に反撃しましたが届きませんでした。まるで2日前の横浜高校の投手起用のリプレイを見ているようでした。
履正社は2日前に148球を投げたエースの負担を軽くしようと、控えの投手を先発させ、4回か5回ぐらいからエース(寺島投手)を投げさせるつもりだったのでしょう。結局2回途中からランナーがいる場面で投入する羽目になりました。それならいっそのこと先発させてあげればよかったのにと思いました。スポーツの試合は流れが大切です。一度相手に流れが向くと、それを食い止めるのはとても難しいのです。できれば初めから主導権を取って試合の流れをつかみたいものです。
もう1つのポイントは、横浜高校も履正社も控え投手の力を過信したことです。控え投手はあくまで控え投手であって、エースがいるから好投できるのです。エースの裏で好投したからと言って、大事な場面でエースに代わって表で力を発揮できるかというと、必ずしもそうはいかないことがあるのです。特に甲子園大会は各地区の激戦を勝ち抜いてきた実力校が揃っています。少しでも戦力を落とすと、相手はそこに付け込んで攻め込んできます。履正社は常総学院の実力を少し侮っていたようです。
野球の監督にとって一番難しいのは投手起用です。最近はチーム内に有力投手が複数いるチームが増え、継投の機会が増えました。どの投手を先発させるのか、いつ継投するのか、監督にとっては難しい決断が待っています。さらに高校生が対象なので、精神面も考慮に入れなければなりません。選手の体のことを考え、勝利のことを考え、精神的なことも考えて作戦を立てなければいけません。監督とはとても難しい仕事ですね。
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魂のフルスイング炎の直球勝負!空飛ぶ豪脚さんがいいね!と言っています。
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デュースさん
スポーツの難しさですね。
毎試合が1発勝負の決勝トーナメントは運の要素もあるかもf^_^;)
夏競馬同様、荒れる甲子園になりつつあるかもですね。


