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2016/12/12 21:02
年度代表馬予想
今年も残す所あと2週となりました。恒例になりました年度代表馬予想をしたいと思います。まだ有馬記念が残っているので分かりませんが、現時点での賞金ランキングを提示します。例年、その馬が獲ったG1タイトルとその1着賞金の合計額が年度代表馬を占う有力な材料になることが分かっています。実際には競馬記者の投票で決まるのですが、その結果と不思議にリンクします。
◆獲得G1賞金ランキング
馬名:G1タイトル:賞金合計(万円)
1.モーリス:天皇賞・秋、チャンピオンズM、香港C:47,400
2.キタサンブラック:天皇賞・春、ジャパンC:45,000
3.リアルスティール:ドバイターフ:40,600
4.マカヒキ:ダービー:20,000
5.コパノリッキー:かしわ記念、帝王賞、南部杯:16,500
6.マリアライト:宝塚記念: 15,000
7.サトノクラウン: 香港ヴァーズ:14,100
8.ディーマジェスティ:皐月賞:11,500
8.サトノダイヤモンド:菊花賞:11,500
10.ロゴタイプ:安田記念:10,300
10.ミッキーアイル:マイルCS :10,300
12.シンハライト:オークス: 10,000
13.ビッグアーサー:高松宮記念:9,800
13.レッドファルクス:スプリンターズS:9,800
14.モーニン :フェブラリーS:9,700
14.サウンドトゥルー :チャンピオンズC:9,700
16.メジャーエンブレム:NHKマイルC: 9,500
17.ストレイトガール:ヴィクトリアM:9,300
17.クイーンズリング:エリザベス女王杯:9,300
19.ジュエラー:桜花賞:9,200
19.ヴィブロス:秋華賞:9,200
21.ソウルスターリング:阪神JF:6,500
22.ホッコータルマエ:川崎記念:6,000
まだ終わっていないG1の賞金は、有馬記念が3億円、朝日杯FSが7000万円、東京大賞典が8000万円、全日本2歳優駿が3500万円です。
今年は例年に比べてG1タイトルを獲得した馬の数が多いです。つまり、裏を返すと複数のG1タイトルを取った馬が少ないということです。年度代表馬争いは混戦であると言えます。
もし、キタサンブラックが有馬記念を勝つと、G1賞金合計7億5000万円で、文句なしで年度代表馬に決定。しかし、他の馬が有馬記念を勝つと、モーリスの賞金を超えることができないので、モーリスが2年連続年度代表馬になる可能性が高くなります。
ダート馬は、日本のG1の賞金が安いので苦戦しています。かろうじてG1を3つ勝ったコパノリッキーが5位にランクインしています。ダート馬で年度代表馬を狙うなら、日本のG1全7レースのうち5勝以上するか、ドバイワールドカップ(600万ドル=6億9800万円)とか、ブリーダーズカップ・クラシック(500万ドル=5億7800万円)など、海外のビッグタイトルを取りに行くしかありません。
(注)為替レートはレースの行われたころのレートを使いました。ドバイワールドカップとブリーダーズカップ・クラシックは今日のレートを使いました。
ちなみに、凱旋門賞の1着賞金は2,857,000ユーロ(約3億5000万円)です。そろそろ日本馬が凱旋門賞を勝ちそうですが、他の馬の賞金にもよりますが、それだけでは年度代表馬になれるかどうかは微妙です。


