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2016/12/14 01:15
年度代表馬予想2
参考までに2015年、年度代表馬記者投票結果を掲載します。
馬名:G1タイトル:賞金合計(万円):記者投票数
モーリス :安田記念・マイルCS・香港マイル:40500:215票
ラブリーデイ:宝塚記念・天皇賞(秋):30000:55票
ショウナンパンドラ:ジャパンC: 30000:0票
ドゥラメンテ:皐月賞・日本ダービー:29700:19票
ゴールドアクター :有馬記念:25000:0票
他に、キタサンブラックに1票、「該当馬なし」が1票ありました。
ここに上げた5頭は、2015年に獲得したG1タイトルの賞金合計ベスト5です。単純に賞金合計と票数が比例するわけではありませんが、目安になる可能性はあります。賞金というのは、単にその馬の関係者に支払われるお金という意味のほかに、そのG1の格を表す意味もあります。つまり、賞金がそのG1の格を表します。
今年のベスト5は下記の通りです。
馬名:G1タイトル:賞金合計(万円)
モーリス:天皇賞(秋)・チャンピオンズM・香港C:47,400
キタサンブラック:天皇賞(春)・ジャパンC:45,000
リアルスティール :ドバイターフ: 40,600
マカヒキ ダービー:20,000
コパノリッキー: かしわ記念・帝王賞・南部杯:16,500
現在、モーリスとキタサンブラックが僅差です。しかし、もしキタサンブラックが有馬記念に勝つと、賞金3億円を上乗せして、合計が7億5千万円となり、年度代表馬は文句なしでキタサンブラックになるでしょう。
もし、有馬記念をキタサンブラック以外の馬が勝つと、3億円を上乗せしてもモーリスを上回る馬がいないので、年度代表馬はモーリスがふさわしいと思います。
ちなみに、G1タイトルの数で言うと、モーリスは3つ取っていますが、コパノリッキーも3つ取っています。しかし、これが同じ価値があると考える人はいないと思います。この理由がG1の格なのです。天皇賞(秋)と南部杯が同じ格だと思う人はいないでしょう。そして、その格をおおよそ表しているのが賞金であるということです。
したがって、ダート馬で年度代表馬になるためには、ドバイワールドカップ(約6億9800万円)とか、ブリーダーズカップ・クラシック(約5億7800万円)など、海外のビッグタイトルを取りに行くのが近道です。


