競輪
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2017/05/30 11:42
日本ダービー回顧、タイム分析（後半）
ユーチューブ「競馬をやって何が悪いch」を参考にしました。
ラップタイム
��13.0 ��11.2 ��12.9 ��12.8 ��13.3 ��12.5 ��12.1 ��12.6 ��12.7 ��11.5 ��10.9 ��11.4
スプリットタイム
��13.0 ��24.2 ��37.1 ��49.9 ��63.2 ��75.7 ��87.8 ��100.4 ��113.1 ��124.6 ��135.5 ��146.9
第２ポイントは、レイデオロが位置取りを上げた後もペースが上がらなかったことです。レイデオロが位置取りを上げ終わったのが７０秒ごろ（ラップ�Α法�ラップ�Α銑�で、多少は速くなったかもしれませんが、１２秒台が続いています。ふつう後方から馬が上がってくると、逃げ馬は少しペースを上げるのですが、あまりペースを上げていません。ここでレイデオロは先頭に出るのではなく、逃げるマイスタイルの後でピッタリ折り合いました。
これが私から見ると奇跡的で、ふつうならそのままマイスタイルを追い抜いて、速いペースで突っ走ってしまう所です。ふつうの騎手ならそうなったかもしれません。しかし、ルメールやデムーロクラスになると、いとも簡単に馬をコントロールしてしまう。ムーアやモレイラもそうですが、見ていてすごく気持ち良くなります。
対照的に馬の邪魔をして、馬の能力をうまく引き出すことができない騎手を見ると無性に腹が立ちます。それで騎手の批判をすると、訳の分からない奴が「馬券が外れたのを騎手のせいにするな」とか言い掛かりをつけてくるのも腹が立つ、というか情けなくなります。おまけに、騎手批判の記事が削除されると、地獄に落とされたような暗い気分になります。
そして、いよいよみなさんご存知最後の直線を迎えます。私から言わせてもらうと、最後の直線を向いたときにはすでにレースの９０％は終わっているようなものです。後は脚が残っている馬がいかにスムーズに進路を確保できるか、それがポイントになります。レイデオロは４角ですでに先頭に並びかけていたので問題なく、２着のスワーヴリチャードは四位騎手が上手く馬群を割って、３着のアドミラブルは少し接触がありましたが、大きな不利なく進路が確保できました。
レイデオロはラップ��（残り６００〜４００ｍ）で１１．５秒にペースを上げて、さらにラップ��（残り４００〜２００ｍ）で１０．９秒にペースを上げました。ラップ��でスワーヴリチャードがすごい足でレイデオロに迫ります。しかし、ラップ��でレイデオロが１１．４秒でまとめると、スワーヴリチャードは交わすことができませんでした。アドミラブルは��＋��＋��＝３３．３秒で上がってきましたが、３着が精一杯でした。
レース後の取材で、デムーロはレイデオロが動いたときに一瞬動こうかと思ったそうですが、ペルシアンナイトも動いていたのでその外を回ると相当距離ロスをしそうだったのでやめたと言っています。パトロールビデオを見れば分かりますが、レイデオロでさえかなり外を走っています。遅れてペルシアンナイトが続いています。その後から動くと、うまく内に切れ込めないで、３角でかなり外を回されます。そのまま４角までずっと外を回るとひどいことになります。結果的に動かなかったことは正解だったようです。アドミラブルは１８番枠の不利が最後まで響きました。
第３ポイントは、やはりアルアインの動きだそうです。今回のスローペースを作り出したのはマイスタイルの横山騎手だと言われていますが、実は初め３番手を追走したアルアインの動きが原因の１つだそうです。これも詳しくは上記チャンネルを見て下さい。レースのペースや流れの読みが甘かった。自分の馬の脚の特徴を十分把握できていなかったということでしょう。あるいはわかっていたができなかったということかもしれません。さらに精進は必要でしょう。今回は経験不足ながらダービーに乗せてもらったことを、高い授業料でしたが、貴重な経験と思ってほしいと思います。
- スプリット
- レイデオロ
- マイスタイル
- スワーヴリチャード
- アドミラブル
- ペルシアンナイト
- パトロール
- アルアイン
