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2017/06/06 22:49
宝塚記念の思い出
安田記念が終わって、春のG1シリーズも終了しました。でもまだ宝塚記念があります。春を3〜5月、夏を6〜8月と考えると、安田記念や宝塚記念は夏のG1に入ります。でも安田記念はオークス→ダービー→安田記念の流れで、ぎりぎり春のG1と言っていいと思います。さすがに宝塚記念は春のG1とは言えないでしょう。だからと言って夏のG1と言うにはまだ早い気もします。その辺りが宝塚記念が何となく中途半端なG1という感じを受ける原因の1つではないかと思います。
宝塚記念は今でこそ多くの有力馬が出走して盛り上がりますが、少し前まで春のG1を好走した馬が休養に入るために、なかなか有力馬が集まらず、盛り上がりに欠けるG1でした。JRAが有力馬を持つ馬主や調教師に出走をお願いしたと言ううわさを聞いたことがあります。
2007年、ダービーを勝ったばかりのウオッカが出走しました。本当は出たくなかったんだろうなあと思って見ていました。予想通りの1番人気になりましたが、実際は前年のダービーを勝ち、4歳になって天皇賞・春を勝ったメイショウサムソンと、ダービーは7着と敗れましたがその後急速に力をつけて4月のドバイデューティフリーを勝ったアドマイヤムーンの一騎打ちとなり、後者が力でねじ伏せて優勝しました。ウオッカは見せ場なく1.6秒差の8着と大敗しました。いくらダービーを勝ったからと言って、3歳馬が6月の時点で超一流の古馬と互角に戦うのは難しいと思います。放牧に出して休養させれば良かったのにと思いました。


