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2017/06/13 11:06
NHKマイルC、優勝確率の失敗、リエノテソーロ
ユニコーンSに出走予定のリエノテソーロはご存じのように芝のNHKマイルCで2着と好走しました。実はその時とても悔しい思いをしたのです。
NHKマイルCの優勝確率を作っているとき、初めリエノテソーロのダートの実績も入れて計算したところ5位になりました。しかし、芝のレースにダートの実績を入れるべきではないと思って、ダート実績を除外してしまったのです。
近走の得点でもダートの実績を除外したので評価がさらに低くなりました。私の「ひとこと日記」、5月3日の「NHKマイルC、優勝指数4(途中)」を見てもらうと分かるのですが、リエノテソーロは優勝指数13.1で6位にランクインしています。これはダート実績を入れた評価で、それでもダート実績だったので−4減点しているのです。もしその減点をしていないと、優勝指数17.1で1位になってしまったのです。
さすがにそれは無いだろうと思って、ダート実績を除外しました。すると、ひとこと日記、5月4日付、「NHKマイルC、優勝確率1(途中)出走馬確定」では14位に急降下しています。実際のオッズは13番人気だったので、これぐらいだろうと思ってしまったのです。
しかし、レースの結果は、優勝確率3位のアエロリットが1着、幻の優勝確率1位のリエノテソーロが2着という結果に終わりました。私はアエロリットを本命にするつもりは無かったので、どちらにしろ馬券を的中することはできなかったのですが、アエロリットを本命にして紐でリエノテソーロを切った人には申し訳ないことをしたと思います。
このような失敗は2度目で、1度目は2013年の朝日杯FSのアジアエクスプレスです。あの時もダート2連勝で、そのレース内容から高い優勝指数が出たのですが、ダート実績ということで大幅に減点して評価を下げてしまいました。
ただ、原則としては、馬には芝適性とダート適性があり、芝で高い実績を上げたからと言ってダートでそれが当てはまることは少ないし、逆の場合も同じことが言えます。したがって、私の減点や実績の除外も完全に否定はできないのですが、2〜3歳馬のようにまだダート・芝適性がはっきりしていない馬は注意が必要です。また、アグネスデジタル(フェブラリーS、マイルCS)のようにどちらにも適性がある馬もいます。
さあ、芝のNHKマイルC(G1)で好走したリエノテソーロは、ダートに戻って好走できるのでしょうか。普通ならG1で勝ち負けしたのだからG3なら楽勝でしょうと思われるのですが、そこがまた難しいところで、ダートで強い馬でも、間に芝のレースを使うと、ダートに戻ると意外と凡走してしまうこともあります。予断は許されません。


