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2017/06/21 09:38
生涯獲得賞金
今年から内国産馬が大阪杯、天皇賞・春、宝塚記念をすべて勝つと、2億円の褒賞金が交付されるようになった。すると、さっそくキタサンブラックがその褒賞金に王手をかけた。メンバー構成を見ると、キタサンブラックが勝って褒賞金を獲得する可能性は高い。
ところで褒賞金は獲得賞金に加算されるのだろうか。それによって生涯獲得賞金のランキングが違ってくる。現在、褒賞金も含めた賞金ランキングは下記の通りである。(海外レースの賞金は当時のレート)
生涯賞金ランキング(報奨金を含む)
1.テイエムオペラオー、19億3518万円
2.ジェンティルドンナ、17億2603万円
3.オルフェーヴル、15億7621万円
4.ブエナビスタ、14億7886万円
5.ディープインパクト、14億5455万円
6.ゴールドシップ、13億9776万円
7.キタサンブラック、13億4413万円
8.ウオッカ、13億3356万円
9.ゼンノロブロイ、13億1560万円
10.アドマイヤムーン、11億8772万円
現役馬でベストテンに入るのはキタサンブラックだけである。もし、キタサンブラックが宝塚記念を勝つと、1着賞金1億5千万円と褒賞金2億円が加算されてオルフェーヴルを抜いて第3位まで上昇する。
この中で褒賞金を獲得しているのは、2000年のテイエムオペラオーが1億円、2004年のゼンノロブロイが2億円。どちらも天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念を勝って獲得した。
キタサンブラックが宝塚記念を勝って賞金ランキングが3位に浮上する可能性が高いと言ったが、逆にランキングの壁というのも存在する。つまり、ランキングが上がるにしたがって目に見えない壁があって、それを乗り越えるのはさらなる力が必要だということだ。いくらメンバーのレベルが低いと言っても、だから勝てるかというと、話は別だ。これを乗り越えられるかどうか、今週末のレースが楽しみだ。


