マイルCS、検討1（レッドファルクス）

◆レッドファルクス（２２．５）：スプリンターズＳ１着（＋５）、安田記念３着（＋４）、京王杯ＳＣ１着（＋４）：合計３５．５
スプリンターズＳは中団後ろを追走して、最後の直線で鋭く追い込んだ。一瞬前が壁になったが、１頭分空いたところを伸びてきた。この馬は加速にやや時間がかかり、いったん加速するとゴールに向かってどんどん加速するので、最後の直線でブレーキがかからなければ、先行馬を捕らえる確率は高くなる。
安田記念は後方追走から４角で内を突いて先団に取り付いたのだが、前が壁になり、その壁が通り過ぎるのを待って大外に出し、そこから伸びてきた。完全な仕掛けの遅れだ。それでも０．１秒差の３着まで追い込んだのだからすごかった。この走りを見る限り１６００ｍは問題ないと思う。
騎手がＭ．デムーロからＣ．デムーロに乗り替わって、おそらく後方追走、４角で内を突いて追い込んでくると思うが、前の馬を交わしながらの走りになると思う。そうすると持ち前の加速にブレーキがかかることになるので、不利なような気がする。４角でうまく外に持ち出せれば、かなりの確率で好走できると思う。でも、京都コースは４角で内がばらけるので、うまくコース取りができれば案外いけるかもしれない。