スマートフォン版へ

マイページ

5994件のひとこと日記があります。

<< 競馬中級講座:折り合いと位置取り(その1... ひとこと日記一覧 有馬記念、検討1... >>

2017/12/18 23:46

競馬中級講座:折り合いと位置取り(その2)

5.一流外国人騎手
この考え方に革命をもたらしたのが一流外国人騎手です。彼らは馬を管理するのがとてもうまく、いい位置を取りに行くために馬を出して行っても、馬が掛からない。または掛かってもしっかり抑えることができる。この技術と自信があるので、もちろんスタミナ温存のために前半は抑えるのですが、抑え過ぎて位置取りを悪くすることを嫌がり、ある程度の脚を使って位置を取りに行きます。

6.馬を外に出す技術
日本人騎手は内で包まれるのを嫌がります。だから多少距離損をしても外目に馬を出して走ります。少なくとも最内を避けます。外国人騎手は勝負所で馬を外に出す技術が優れているので、最内を走るのを恐れません。いつでも外に出せるという自信があるのでしょう。もちろん、デムーロもルメールも内で詰まることもありますが、日本人騎手ほどではないようです。

7.まとめ
勝つためにはいい位置が取りたい。でも、前半で脚を使うと最後にスタミナ切れしてしまう。この相反する2つの事象のバランスをうまくとれるかどうか。これが名手になれるかどうかの分かれ道だと思います。良い位置を取るために足を使う。でも最後にスタミナ切れしない。それが理想だと思います。

お気に入り一括登録
  • バラン

いいね! ファイト!

  • ホワイトヤンキーさん

    ムーアは馬の心が分かるのかもしれませんね。もともと日本人も騎馬民族なので馬の扱いはうまいはずです。
    生産者は強い馬を作る努力、調教師は調教技術を伸ばす努力をしています。うまい騎手を作る努力は誰がするのでしょうか。

    2017/12/19 09:54 ブロック

  • デュースさんがいいね!と言っています。

    2017/12/19 05:10 ブロック

  • 風の又サブローさん

    チャンピオンズカップで、ゴールドドリームの騎乗を任されたムーア。
    調教師からは、前半はあまり出して行かないでくれ、と言われたらしいです。
    でもムーアは私なら大丈夫。
    と、言ってたそうですよ(^o^;)
    まあ、結果としては、好位はとれませんでしたが、、

    2017/12/19 00:56 ブロック