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2017/12/21 11:31
有馬記念、公開枠順抽選会
有馬記念の公開枠順抽選会が今日(12月21日)の17:00〜18:30にBSフジで生中継されます。抽選方法はおそらく去年と同じになると思います。
第1回(2014年)は、くじで当たった陣営から好きな枠番を選ぶという方式が取られました。これによってファンはどの枠番が有利なのかということが分かりました。しかし、この方式は後味が悪く、翌年からは違う方式が取られるようになりました。幻の抽選会といった感じです。
最初に当たったのはジェンティルドンナで、石坂調教師は4番枠を選びました。そして実際のレースでジェンティルドンナは優勝しました。中山2500mコースは内枠が有利ですが、1,2番枠は内枠過ぎるので、後入れの偶数枠ということで4番枠を選んだのでしょう。
次に当たったのはトゥザワールドで、池江調教師は6番枠を選択。これは極端な内枠ではなく、適度に内枠で後入れの偶数枠ということで選んだ枠番だと思います。実際のレースでは2着になりました。
3番目に当たったのはヴィルシーナで、内田騎手は2番枠を選びました。実際は14着でした。4番目はトーセンラーで、武豊騎手が1番枠を選択し実際は8着、5番目はワンアンドオンリーで、橋口調教師は3番枠を選択し実際は13着でした。
競馬関係者(調教師、騎手)はどの枠が有利かを知っています。このときは、4→6→2→1→3→8→5→7の順に決まって行きました。決め手は内枠であること、偶数枠であることの2つでした。
その他は順番にフェノーメノが10番枠、ウインバリアシオンが9番枠、サトノノブレスが11番枠、デニムアンドルビーが12番枠、ゴールドシップが14番枠、エピファネイアが13番枠、ジャスタウェイが15番枠、そして最後に当たったくじ運の悪い馬はオーシャンブルーで、今では伝説になった蛯名騎手が残った16番枠に入りました。
この抽選会は何と表現していいのか分かりませんが、非常に悪い雰囲気となってしまいました。レースが始まる前に有利な馬と不利な馬がはっきりしてしまい、あきらめとまでは言いませんが、「なっじゃこりゃ」という感じの雰囲気が漂いました。よって、翌年からはこの抽選方式は変更になりました。
このレースで有力視されていた馬の中では、13.エピファネイア、14.ゴールドシップ、15.ジャスタウェイがくじ運が悪く、それぞれ5着、3着、4着と頑張ったのですが、もし外枠でなければ、もっと上の順位がとれていた可能性が高かったと思います。
この模様はユーチューブにアップされていますので、興味がある方はご覧ください。


