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2018/01/09 10:45

決勝写真の判定

1月8日の中山7Rで、藤田菜々子騎手が初勝利を上げました。しかし、それは2頭同着でした。さっそくJRAのサイトで決勝写真を見てみました。判定通り、2頭の鼻の先はほとんど並んでいました。しかし、よく見ると石橋脩騎手タガノヴィッターの方が1cmほど前にあるような気がします。決勝写真の縦線は10cm間隔で引いてあるそうです。

私の記憶では、1996年のスプリンターズSの1着フラワーパークと2着エイシンワシントンの差が1cmで、審判員が12分間悩んだ末の判定でした。目視では判定するのは難しいのですが、定規を当てれば1cmぐらいの差ならはっきりわかると思います。まして、現代のデジタル技術を使えば1mmの差でも判別できると思います。

しかし1mmの差にどんな意味があるのかと考えると、ある程度のところで区切りをつける必要があります。例えば、2cm未満の差は同着にするとか、1cm未満は同着にするといった基準にしてもいいと思います。

現在、正確な決勝写真があるにもかかわらず、判定に時間がかかるのは、審判の「同着にしようか、1,2着の白黒をつけようか」の迷いの時間だと思います。つまり、そこには審判の主観や思惑が絡んでいるのだと思います。

今回のレースも、「1着石橋脩、2着藤田菜々子」にするか、「藤田菜々子2018年初勝利」にするか。審判員は悩んだと思います。こんなことを考えるのは私の心がひねくれているからでしょう。でも、1人ぐらいは、こんな人間がいてもいいのではないでしょうか。

走行妨害による降着制度も審判の主観が大きく入り込んでいます。着順判定にもその流れが続いているように感じます。決勝写真を基に機械的に着差をmm単位まで調べ、その差がある範囲であれば同着、その範囲を超えれば異なる着順をつけるとすれば、審判員の主観を排除できると思います。

「走行妨害による降着と審判の主観」については後日解説したいと思います。

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