5994件のひとこと日記があります。
2018/01/09 16:53
最優秀2歳牡馬はダノンプレミアム
今日JRA賞の発表があり、年度代表馬はキタサンブラック、最優秀2歳牡馬はダノンプレミアムに決まりました。最優秀2歳牡馬の記者投票の内訳は以下の通りです。
順位、馬名、合計票数
1.ダノンプレミアム、275
2.タイムフライヤー、13
3.ルヴァンスレーヴ、1
3. ワグネリアン、1
合計290
大方の予想どおりでした。両馬の直接対決はありませんでしたが、朝日杯とホープフルSのメンバーのレベル、レース内容を比べて、ダノンプレミアムの方が上だったと思います。ただ、それはあくまでも主観であって、本来、客観的実績で決めるべきJRA賞の方向とは少し違うと思います。朝日杯とホープフルSは同じG1で、賞金も全く同じです。本来であれば両馬は同格と言えます。それでは両馬の主な実績を比べてみましょう。
ダノンプレミアム:サウジアラビアRC(G3)1着、朝日杯FS(G1)1着
タイムフライヤー:萩S(OP)1着、京都2歳S(G3)2着、ホープフルS(G1)1着
ダノンプレミアムがデビュー3連勝なのに対し、タイムフライヤーは新馬戦と京都2歳Sで2敗しています。これが減点材料になると思います。やはり、実績面でもダノンプレミアムが受賞にふさわしいと思います。素質や潜在能力から言えば、ワグネリアンやグレイルもかなり強いと思いますが、実績的には足りないでしょう。
以前から言っているのですが、翌年のクラシックを目指す中長距離馬が朝日杯とホープフルSに分散してしまう問題ですが、その解決策として、朝日杯の距離を1400mに短縮して、マイラー・スプリンターは朝日杯、中長距離馬はホープフルSという棲み分けをするといいと思います。そうすれば、ホープフルSのメンバーがより豪華になって、年末の競馬をより盛り上げてくれると思います。


