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2018/05/12 10:46
ヴィクトリアマイル、検討3
■優勝確率
馬番、馬名、優勝確率、採算オッズ
1. レッツゴードンキ、23.2%、4.3
2. ミスパンテール、15.7%、6.4
10. アエロリット、15.5%、6.4
16. リスグラシュー、13.7%、7.3
9. ソウルスターリング、11.2%、9.0
11. アドマイヤリード、10.8%、9.3
4. ジュールポレール9.4%
5. レーヌミノル、8.7%
6. レッドアヴァンセ、7.0%
7. カワキタエンカ、5.6%
3. ラビットラン、3.7%
13. ワントゥワン、0.1%
12. エテルナミノル、0.1%
15. デアレガーロ、0.1%
14. リエノテソーロ、0.1%
17. デンコウアンジュ、0.1%
8. クインズミラーグロ、0.1%
18. メイズオブオナー、0.1%
■本命探し
まず優勝確率1位のレッツゴードンキ。2位と7.5%の差。普通なら断然の本命なのですが、実際の人気は13.3倍の6番人気(前日10:44)。1200mだったら1番人気になっていたと思います。優勝確率には距離適性やコース適性は含まれていません。レッツゴードンキの優勝確率は1200〜1400mのレースで付いたものです。したがって、距離不適で減点しなければなりません。
1600mの実績は、2歳のアルテミスS(東京、やや重)2着、阪神JF(阪神)2着、チューリップ賞(阪神)2着、桜花賞(阪神)1着、マイルCS(京都)6着。2〜3歳時はけっこう頑張っています。4歳以降は、ヴィクトリアマイル(東京)は4歳時が10着、5歳時(やや重)が11着、ターコイズS(中山)2着。ダート1600mはJBCレディースC(川崎)2着、フェブラリーS(東京)5着です。東京コース以外ならそこそこ走っていると思うのですが、どうでしょう。東京コースにはあまり適性があるとは言えません。コース適性でも減点があると思います。
レッツゴードンキの優勝確率から距離適性で−2%、コース適性で−2%します。すると19.2%になります。それでも2位のミスパンテールの15.7%より上です。さて、同じようにスプリンターと言われていたストレートガールが15年と16年のヴィクトリアマイルを連覇しています。16年は7番人気で、ミッキークイーン、ショウナンパンドラ、スマートレイアーなどを破っています。15年は5番人気で、ヌーヴォレコルト、ディアデラマドレ、レッドリヴェールなどを破っています。
ふつうのG1レースは距離適性の高い馬が集まってきます。天皇賞・春ならステイヤー、宝塚記念なら中距離タイプ、安田記念ならマイラー、高松宮記念ならスプリンターと言った具合です。でも、ヴィクトリアマイルの場合は少し様子が違います。スプリンターもマイラーも中距離タイプもステイヤーも、いろいろなタイプが集まってきます。それはヴィクトリアマイルがこの時期としては貴重な牝馬限定のG1だからです。牡馬の強豪相手に勝つのは、ウオッカやダイワスカーレットやブエナビスタのような牝馬は別として、牝馬にとってはきついのです。だから多少距離適性が低くても出走してくるのです。レッツゴードンキももし牝馬限定の1200mのG1があれば、そちらに出走するでしょう。
話がそれましたが、結論は、距離適性やコース適性は悪いが、牝馬限定のメンバーなら、内枠を生かしてスタミナが温存できれば、好走が可能であるというものです。したがって、本命(馬連の軸)としては十分狙うことができるでしょう。


