札幌記念、検討３

◆15.モズカッチャン
■４か月半休養
■ドバイシーマＣ（Ｇ１）６着：スローペースから途中からペースが上がって逃げ馬がそのまま押し切る展開。モズカッチャンは中団追走。位置取り不利。展開不利。優勝争いに参加できなかった。
■京都記念（Ｇ２）４着：３か月休み明け。重馬場。１０００ｍ通過が６３．０秒。重馬場だから遅いミドルペースといった感じ。初めは後方を追走していたが、騎手がペースが遅いと感じて中団まで上げる。４角で馬群がかたまって、うまく内を突いて先頭に出るが、ゴール直前で後続馬に差された。
■エリザベス女王杯（Ｇ１）１着：５番枠から好スタートで楽に５番手の好位置を確保。道中は先行勢の後でしっかり脚を溜める。４角では馬なりで４番手に上がり先行馬を射程圏に入れる。最後の直線で鋭く伸びてゴール直前で先行馬を差し切った。

エリザベス女王杯はすべてがうまく行ったレース。実力はあまり過信しない方が良い。小回りコースなので好位置を取りに行くと思う。外枠は大きな不利。早め早めのスタミナレースに対応できるか。

◆14.ミッキースワロー
■４か月半休養
■大阪杯（Ｇ１）５着：後方追走から最後の直線で外から追い込んで来た。
■ＡＪＣＣ（Ｇ２）２着：２頭が離れて逃げる展開。それを９番手で追走。残り１０００ｍから仕掛けて前を追う。先行馬１頭は捕らえたがダンビュライトは差せなかった。
■菊花賞（Ｇ１）６着：不良馬場。中団の後ろを追走。４角でまくって先団に迫るが、ゴール前で力尽きる。

強烈な末脚を持つ追い込み馬。展開や仕掛けのタイミングで順位が左右される馬。セントライト記念は中団追走で豪快にアルアインを差し切っている。小回りコースなので中団の前が欲しい。横山典騎手がどんな位置取りをするか。位置を取りに行くとすれば外枠は不利だ。