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2018/10/03 10:51
凱旋門賞、検討2
◆エネイブル、牝4歳、58kg、デットーリ
去年の凱旋門賞は、3番手追走から最後の直線の入り口で先頭に並びかけ、残り400mで追い出すと後続をあっという間に引き離して押し切った。その後休養に入り、5月か6月の復帰を目指していたが、5月の調教中にひざを負傷して復帰が遅れた。復帰戦は9月8日のセプテンバーS(AW2400m)。4頭立てで終始先頭を走って、残り500m辺りからクリスタルオーシャン(キングジョージ2着)との一騎打ち。残り400mからスパートすると、相手を寄せ付けず3馬身半差をつけて押し切った。
セプテンバーSはまるで調教のようなレースだった。AWで少頭数を疑問視する声もあるが、もともと力がある馬なので、復帰戦としては合格点があげられる。力を発揮できる状態であると思う。去年は55kg、今年は58kg。騎手は引き続きデットーリ。
◆シーオブクラス、牝3歳、55kg、ドイル
前走のヨークシャーオークス(古馬混合)は8頭立ての7,8番手(多頭数で言えば中団の前辺り)を追走。残り300mぐらいでスパートすると、他馬を抜き去って、2着に2.1/4馬身差で勝った。
デビュー戦は差しが届かず2着だったが、2戦目(フィリーズTS)でアシーナ(後のベルモントオークス招待Sの勝馬)を、4戦目(愛オークス)でフォーエバートゥギャザー(英オークス馬)を破っている。主要ブックメーカーは、エネイブルが復帰するまではこの馬を1番手にしていた。
実績は素晴らしいが、レース内容でそれほど大きな衝撃は受けなかった。追い込み馬なので多頭数での位置取りや仕掛け所がポイントになると思う。馬場が悪化した場合は回避の可能性あり。
■感想
今のところ本命はエネイブルで仕方ないか。2番人気のシーオブクラスは堅いとは思わないので、やはりひもは4〜5点ぐらい必要か。


