秋華賞、検討1（人気上位馬）

■予想オッズ
１．アーモンドアイ、１．４
２．ラッキーライラック、４．９
３．カンタービレ、７．０
４．サラキア、１０．７
５．ミッキーチャーム、１８．１
６．プリモシーン、１８．２

■某新聞記者の印（△の順位は不明）
◎アーモンドアイ
○ラッキーライラック
▲カンタービレ
★サラキア
△ミッキーチャーム
△プリモシーン
△トーセンブレス

このレースはアーモンドアイの力が抜けていると思います。騎手もルメールなので失敗しないでしょう。ただし、スタートで出遅れてスローペースで後方の位置取りになると苦しいと思います。スタートは要注目です。

牝馬三冠を達成したジェンティルドンナは、秋華賞はヴィルシーナとハナ差の接戦でした。秋華賞は三冠の中でもそれだけ紛れが大きいレースだということです。だから、アーモンドアイもひょっとしたら取りこぼすかもしれませんが、その可能性は限りなく低いでしょう。

◆アーモンドアイ
今さらその実績を語るまでもないでしょう。夏の休養を十分取り、調教も順調にこなしているようです。さらにパワーアップしている感じです。９５％ぐらいは仕上がっていると思います。３歳牝馬限定なら負けないと思います。強敵はラッキーライラック。アーモンドアイはラッキーライラックの１馬身後方、ピッタリマークしてくると思う。

◆ラッキーライラック
こちらも休み明け、ぶっつけ本番です。こちらも順調に調教を消化しているそうです。９０％ぐらいの仕上がりか。
オークスは５番手で先行。最後の直線で先に抜け出したリリーノーブルをめがけて追い込むが届かなかった。騎手は石橋脩から北村友に乗り替わり。アーモンドアイに負けたのは仕方ないけど、リリーノーブルに先着を許したのが乗り替わりの理由か。ゴール前の瞬発力ではかなわないので、最後の直線の入り口でリードが欲しいところ。でも、アーモンドアイもピッタリマークしてくるに違いないので、逆転は難しいだろう。

■ローズＳ
今年の前哨戦は、アーモンドアイ、ラッキーライラック、リリーノーブルといった春のクラシック上位組不在で行われた。５番人気のカンタービレは好スタートからいったん控えるが、ペースが遅いと見て位置取りを上げ、最後の直線の入り口で抜け出し、そのまま押し切った。
騎手の好騎乗もあるが、内回りコースでの先行力は有利だ。２番人気のサラキアは出遅れ。完全にレースの流れに乗り遅れた。それでも最後の直線で後方から追い込んで２着を確保した。この２頭は逆転の可能性は十分ある。

◆サラキア
チューリップ賞４着で桜花賞に出走できなかった。スタートで大きく出遅れて後方追走から追い込んだ。フローラＳは正常なスタート、白百合Ｓはゲートの出はまあまあだが、スタートダッシュができなかった。青島特別は出遅れ、後方追走から４最後の直線で４角でまくって抜け出した。高い割合で出遅れている。内回りコースで出遅れは致命傷。危険な人気馬。