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2018/11/05 10:49
気になる売り上げ・複数G1の同日開催
昨日、JBC競争が初めてJRAの競馬場で行われました。また、複数G1レースの同日開催が行われました。その売り上げが気になります。
■JBC競走の売り上げ(1万円未満四捨五入)
スプリント:39億3487万円
クラシック:75億2690万円
レディースクラシック:42億6909万円
合計157億3087万円
去年の大井競馬場のこの3競走の売り上げ合計がおよそ36億円だったのと比べると、大幅なアップ(4.36倍)となりました。JRAの販売力、恐るべし。
京都は入場者数、売り上げとも増加し、大いに盛り上がったようです。一方、東京はメインがG3のアルゼンチン共和国杯で、売り上げが32億4145万円で、前年比45%の大幅な減少となりました。京都でG1を3レースもやったのだから仕方ないですね。
■11月4日のJRA競馬場別の全レースの売り上げ合計
京都:208億8699万円
東京:86億1693万円
福島:47億8403万円
合計:342億8795万円
JRA3場の売り上げ合計もかなりすごいことになっています。私の記憶では3場開催だと、だいたい250億ぐらいの売り上げ合計だったと思います。それが340億円ですから、かなり高いと思います。
だからと言って、すぐにJRAが同日複数G1を開催するかと言うと、そうではないと思います。G1レースはなるべく分散させて、それぞれの日の売り上げアップを図るでしょう。その方がトータルの売り上げは上がると思います。それはファンが1日に使えるお金には限りがあるからです。
過去にジャパンCとジャパンCDを同じ日にやったり、同じ週の土日にやったりしたことがありましたが、すぐやめてしまいました。やはり、売り上げが伸びなかったのでしょう。G1レースは目玉商品で、目玉が大きい方がお客が集まり、売り上げが伸びるということです。
海外競馬のように同日に複数のG1レースをやって欲しいというファンの声がありますが、JRAはそれを実施しない可能性が高いと思います。海外競馬はオフシーズンがあって、日本より短いオンシーズンでG1スケジュールを消化しなければいけません。したがって同日開催があるのでしょう。日本の競馬はオフシーズンが無いので、G1レースの分散開催が可能であるということです。


