5996件のひとこと日記があります。
2018/12/17 10:54
朝日杯FS、結果(涙は出ない)
最終予想
◎2.グランアレグリア、3着
○6.アドマイヤマーズ、1着
▲11.ケイデンスコール、13着
★14.ファンタジスト、4着
△5.マイネルサーパス、10着
△4.ドゴール、12着
馬券:ハズレ
単勝1.5倍、断然人気のグランアレグリアが敗れました。好スタートを決めて、2番手で先行しましたが、ペースはそれほど速くなく、他馬のプレッシャーを強く受けたようにも見えませんでした。
それなのに、最後の直線の入り口で、外からアドマイヤマーズに合わされると、急に脚色が衰えて、内にもたれ、ゴール前ではクリノガウディにも交わされて3着に沈みました。3着に粘ったのですから「沈んだ」と言うのは語弊があるかもしれませんが、この馬にとっては3着は「沈んだ」と言ってもいいでしょう。
一体何があったのか。輸送に失敗したのか。当日のテンションが上がり過ぎたのか。仕上げが緩かったのか。いや、どれも違うような気がします。ここで関係者の証言を検証してみます。
ルメール騎手:「前回が余裕の勝ち方。このレベルで併せ馬になった経験がないから、ミルコさんが外から来た時にバランスが悪くなった」。「スムーズに運べたし、息も入っていた。経験だけだった」。
グランアレグリアはキャリア2戦。新馬戦を勝った後にサウジアラビアRC(G3)を後続を引き離して圧勝した。強い馬と併せて競り合う経験がなかった。ルメールはその経験不足を指摘している。
藤沢調教師:「初めての右回りが影響したのかも。そんなに速いペースでもなかったから」
初めての右回りで、4角でバランスを崩した。右に寄れて満足に追うことができず、体勢を立て直している隙にクリノガウディにも抜かれてしまった。
レイデオロもそうだが、藤沢厩舎は「馬に優しい」厩舎だ。レース間隔をあけて十分休養を取らせる。しかし、今回はそれが逆効果になってしまったようだ。キャリアを積むとは、いろいろな相手といろいろなレース展開を経験することだ。G1を勝つためにはそれが必要だということを改めて学ぶ機会となったと思う。
個人的にはこの結果には驚かなかった。競馬は何があるかわからない。藤沢厩舎で、2歳牝馬で、関西初輸送。危険要素は多かった。それでも本命党の私は、グランアレグリアしか選択肢はなかった。それはそれで悔いはない。
ただ、レース前から何か悪い予感がしていた。したがって、馬単を買う気は全く無く、馬連を買たっが、それでも気が納まらず、一時は本気でグランアレグリアの複勝か、ワイドを買おうかなと思った。さすがに1.1倍の複勝はやめたが、今となってはそれが正解だった。
これで牝馬三冠レースがおもしろくなりました。グランアレグリアがどう立て直してくるのか。阪神JFを勝ったダノンファンタジーが新馬戦でグランアレグリアに負けたリベンジを果たすのか。それとも第3の馬が現れるのか。
今回は、私の予想は全くの的外れ。でも、出費が最小限だったことが何よりの慰めです。気持ちを切り替えて有馬記念の予想に挑みます。


