中山記念３（ステルヴィオ、エポカドーロ）

週末の天気が気になります。中山競馬場がある千葉県船橋市の予報では、金曜日の夜から土曜日にかけて雨が降るようです。土曜日は雨後晴れ、日曜日は晴れとなっています。パンパンではありませんが、良〜稍重でレースが行われる模様です。

◆ステルヴィオ
ロードカナロア産駒。スプリングＳ（中山１８００ｍ）１着、皐月賞（中山２０００ｍ）４着、ダービー（東京２４００ｍ）８着。３歳クラシック路線では距離を伸ばすごとに着順を落とした。それで秋は中距離路線を選択。毎日王冠（東京１８００ｍ）２着、マイルＣＳ（京都１６００ｍ）１着。マイル適性を発揮していきなり古馬混合Ｇ１を勝ってしまった。

毎日王冠は中団追走から最後の直線で追い込んでアエロリットの２着だった。このレースは休み明けで折り合い重視だったが、中距離適性の高さを見せた。本番のマイルＣＳは１番枠から積極的に前に出して先行。最後の直線は内を突いて伸びた。

やはり、１６００ｍがベストで２０００ｍまでが守備範囲。豪快な末脚が武器だ。今回は中山１８００ｍが舞台。小回りコースで自慢の末脚を発揮しにくいので、ベストとは言えない。１６００ｍなら積極的に前に行くが、１８００ｍだと折り合いを重視して中団に下げる。そして追い込みが届かない。位置取りに注目。丸山元気。調教師によると、「体が大きくなっている」と、成長を言及。

◆エポカドーロ
皐月賞１着、ダービー２着と３歳の春は大活躍。秋はその疲れが出て、神戸新聞杯４着、菊花賞８着と振るわなかった。リフレッシュして４歳の始動戦を迎えた。３歳春の激走で終わってしまったのか、それとも４歳になって復活するのか。このレースが試金石となる。稍重の皐月賞を勝っているので馬場が渋るのは有利。積極的に先行したい。