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2019/03/06 17:07
金鯱賞2(ダノンプレミアム)
◆ダノンプレミアム
■2018年5月18日、日本ダービー(G1)6着:3番手で先行。1000m通過が60.8秒だから、先行勢にとっては楽なペースではない。最後の直線になって、コズミックフォースがっかぶせてきた時は、すでに余力がなく、それを跳ね返すことはできなかった。それでもゴールまでよく走って、0.2秒差の6着は悪くない。
■3月4日、弥生賞(G2)1着:離れた2番手を追走。最後の直線の入り口で先頭に立つと、そのまま押し切った。
■2017年12月17日、朝日杯FS(G1)1着:4番手で先行して、最後の直線で抜け出し後続を引き離す。
弥生賞を勝った後、皐月賞をパスして日本ダービーに出走したが、6着に敗れた。そして、その後、長期休養に入った。ダービーはホースマンの夢なので、馬主も調教師も馬の距離適性を度外視して、権利が取れればダービーに出走してくる。だから、ダービー出走馬の中にはマイラーが混じっているのだ。
ダノンプレミアムは実はマイラーで、弥生賞(2000m)の勝利は、距離適性は低いが、能力で勝ってしまったとも考えられる。この時は少頭数で、逃げ馬いて、レースがしやすかった。ダービーでも0.2秒差の6着は、もしマイラーだとしたら、かなり好走したと言える。このように考えると、今回の2000mは、ミドルペース以上の流れになれば、十分好走できると言える。
後は体調面だ。今回は9か月半の休み明け。果たしてこれで力が発揮できるのだろうか。その次に成長度の問題。いわゆる早熟馬なのか。ダービー後の成長がほとんど無いのか。まだまだ分からないことが多い馬だ。決して無印にできる馬ではないが、いきなり重い印をつけることはできない。


